中東危機
最新ニュース
イラン全土で抗議続く これまで少なくとも36人死亡と人権団体
昨年末からイラン全土で続いている抗議活動で、過去10日間に少なくとも36人が死亡したと、人権団体が6日、報告した。イラン国外に拠点を置く人権活動家通信(HRANA)によると、確認された死者のうち34人が抗議参加者で、残る2人が治安部隊関係者だという。また、これまでに60人以上の抗議参加者が負傷、2076人が拘束されており、抗議は全31州のうち27州に広がっているという。
イラン、ここ数年で最も弱体化 抗議デモと米国の警告が体制揺るがす
イランの街頭で抗議デモが続いている。同国でデモは珍しいことではないが、今回はいくつかの要因から、非常に深刻なものとなっている。
イランで物価高騰への抗議が拡大、デモ隊と治安部隊の衝突で死者も
イランで物価高騰に抗議するデモが昨年12月28日から始まり、各地に広がる中、複数の死者が出ているとされる。
トランプ氏、ガザ停戦の第2段階へ「素早く」移行したいと ネタニヤフ首相と会談
アメリカのドナルド・トランプ大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は29日、米フロリダ州で会談した。会談後の共同記者会見でトランプ氏は、ガザ停戦合意の第2段階へ「とても素早く」移行したいと述べ、イスラム組織ハマスが速やかに武装解除しなければ「地獄を見ることになる」と警告した。トランプ氏はさらに、イランが弾道ミサイルや核兵器について開発を再開した場合、イランへの大規模な追加攻撃をアメリカが支援する可能性があると述べた。
イスラエル北部で襲撃事件、2人死亡 容疑者はパレスチナ人と当局
イスラエル北部で26日、パレスチナ人が車の突入と刃物による死傷事件を起こし、2人が死亡した。当局によると、容疑者は、占領下のヨルダン川西岸北部にあるカバティーヤ村の出身だという。
イスラエルがソマリランドを承認、世界初 ソマリアや近隣国は非難
イスラエルは26日、東アフリカ・ソマリアの分離地域ソマリランドを独立国家として正式に承認し、ソマリランドを承認した初めての国となった。これに対しソマリアと、近隣のエジプト、トルコ、ジブチの各外相は非難し、イスラエルの発表に対する「全面的な拒否」を表明する声明を出した。
シリアのモスクで金曜礼拝中に爆発、少なくとも8人死亡
シリア西部ホムスのモスク(イスラム教の礼拝所)内で26日、金曜の集団礼拝中に爆発があり、少なくとも8人が死亡し、18人が負傷したという。保健省が発表した。イスラム教スンニ派組織とされるイスラム聖戦主義組織サラヤ・アンサル・アル・スンナが犯行声明を出した。
トゥーンベリ氏、ロンドンで逮捕 「パレスチナ・アクション」支持の抗議に参加し
活動家のグレタ・トゥーンベリ氏(22)がロンドンで23日、イギリス政府に活動を禁じられた親パレスチナ団体「パレスチナ・アクション」のハンガーストライキを支持するデモに参加し、逮捕された。デモを主催した「Prisoners for Palestine(パレスチナのための囚人たち」が発表した。ロンドン市警察は、22歳の女性を逮捕し、その後保釈したと発表した。逮捕理由は、禁止団体である「パレスチナ・アクション」を支持するプラカードを掲示し、2000年テロリズム法第13条に違反した疑いだとしている。
現場の状況
イスラエル、ヨルダン川西岸の入植地19カ所を承認
イスラエルの安全保障閣僚会議は、同国が占領するパレスチナ・ヨルダン川西岸地区の新たな入植地19カ所を承認した。スモトリッチ財務相が21日、明らかにした。イスラエル政府は入植地の拡大方針を継続している。
ガザで豪雨、避難民の生活環境がさらに悪化 低体温症のリスクを国連が警告
パレスチナ・ガザ地区で先週から豪雨が続き、すでに悲惨な避難生活を送っていたパレスチナ人数十万人の生活環境が悪化したと、国連児童基金(ユニセフ)が17日に明らかにした。「子どもたちが低体温症で命を奪われるかもしれない」としている。
イスラエル首相、ガザ和平計画の「第2段階」は近いと
イスラエルのネタニヤフ首相は7日、パレスチナ・ガザ地区での戦争終結を目的にアメリカが仲介してきた計画をめぐり、第2段階は間近だと述べた。ただ、重要な問題は解決されていないとした。
ビデオ, アサド政権崩壊から1年、シリアの人々が語る思い, 所要時間 1,41
1年前の12月8日、シリアでバッシャール・アル・アサド前大統領の24年に及ぶ支配と、13年にわたる残忍な内戦が終わった。この日、アサド氏はシリア大統領を辞任しロシアへ逃亡。中東において、過去数十年で最も重要な政治的転換点の一つとなった。BBCのヒューゴ・バシェーガ中東特派員が首都ダマスカスで、革命後の生活の変化について、人々に話を聞いた。
ビデオ, イエス・キリストの生誕地ベツレヘム、3年ぶりにクリスマスの祝祭を再開 ガザでの停戦受け, 所要時間 0,45
イエス・キリストが生まれた町とされる、イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区ベツレヘムでは、ガザ地区での戦争が始まって以来、2年連続でクリスマスの公的な祝賀行事がすべて中止されていた。しかし、10月10日にイスラエルとイスラム組織ハマスの間での停戦が発効したことを受け、このキリスト教の聖地は今年、クリスマスの祝祭を再開した。聖誕教会前の広場に設置された伝統的な巨大クリスマスツリーにも、イルミネーションが点灯された。
イスラエル軍が避難民キャンプを攻撃、子供含む5人死亡と医療関係者が証言
パレスチナ・ガザ地区南部のハンユニスで3日、イスラエル軍の航空機が避難民用のテントを攻撃し、子供2人を含む5人が殺されたと、同地にあるクウェート野戦病院の医療関係者が話した。けが人も複数出ているという。
ガザ地区の死者が7万人超す 停戦以降に350人以上、直近は幼い兄弟2人
イスラム組織ハマスが運営するパレスチナ・ガザ地区の保健当局は11月29日、イスラエルが軍事作戦を始めてからのパレスチナ人の死者が7万人を超えたと発表した。この日の最新の死者には、幼い兄弟2人も含まれている。
外交状況
イギリス政府、ガザ支援物資搬入の遅れを批判 テント到着に1年かかったと
イギリス政府は2日、同国がパレスチナ・ガザ地区に送った1100張以上のテントが、現地に到着するまでに1年以上かかったとして、援助物資搬入の遅れを批判した。イスラエル政府は、援助物資の搬入に関する合意を順守していると強調している。
「ガザ人道財団」が活動終了を発表 米国とイスラエルが支援、国連は拠点付近で数百人殺害されたと
イスラエルとアメリカが支援し、今年5月下旬からパレスチナ・ガザ地区で援助物資の配給を行っていた「ガザ人道財団(GHF)」は24日、約6カ月間の活動の末、援助活動を縮小すると発表した。国連によると、GHFの拠点付近では混乱の中、食料を求めていた数百人のパレスチナ人が殺害されており、その大半はイスラエル軍の発砲によるものだという。イスラエルは、自軍が警告射撃を行ったと述べている。
ビデオ, 米主導のガザ停戦監視センター、パレスチナ代表の姿はなく……BBCが取材, 所要時間 1,40
イスラエル南部の倉庫に設置されたアメリカ主導の民軍調整センター(CMCC)には米軍とイスラエル軍、そして20カ国以上の代表や援助関係者らが駐留し、パレスチナ・ガザ地区で約6週間前から続く停戦を監視している。しかし、パレスチナの公式代表は同センターに存在せず、批判の声が上がっている。
国連安保理、トランプ氏のガザ和平案を支持する決議案を採択
国連安全保障理事会は17日、アメリカのトランプ大統領によるパレスチナ・ガザ地区の和平に関する20項目の計画を支持する決議案の採決を行い、アメリカ、イギリス、ソマリアなど13カ国の賛成多数で採択した。反対票はなく、ロシアと中国は棄権した。この決議案はアメリカが提出した。
イギリス、ガザでの地雷除去に400万ポンドを拠出、外相は週末に中東訪問
イギリスのイヴェット・クーパー外相は30日、同国がパレスチナ・ガザ地区での地雷除去に400万ポンド(約8億円)を拠出すると発表した。これにより、より多くの援助物資を搬入できるようになるという。
イスラエルがガザを空爆、死者100人以上 停戦合意にハマスが違反したと非難
イスラエルは28日夜、パレスチナ・ガザ地区の各地で空爆を実施した。アメリカが仲介した停戦合意にイスラム組織ハマスが違反したとし、そのことへの対応だとしている。ハマスが運営するガザ保健当局は、少なくとも104人が殺害されたと発表した。
ガザ人道支援、イスラエルに「法的義務がある」 国際司法裁が勧告
国連主要機関の国際司法裁判所(ICJ)は22日、イスラエルには国連やその関連機関によるパレスチナ・ガザ地区への人道援助物資の搬入を促進し、パレスチナ人民間人の基本的ニーズを満たす法的義務があるとの見解を示した。
解説・検証
【解説】 アサド政権の重圧が消えシリアは前より軽やかな印象、しかし今では新しい問題がある BBC国際編集長
シリアのアサド政権を倒してから1年、アフメド・アル・シャラア暫定大統領はトランプ米大統領を含め、西側諸国のほとんどから支持されている。しかし、シリア国内には問題が山積している。
幸運のネコ、ぼろぼろのサッカーボール……2年間の戦争でガザ住民が手放さなかったもの
2年にわたるパレスチナ・ガザ地区でのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘で、避難生活を余儀なくされながらも、大切なものをずっと手放さずに耐えてきた人たちがいる。
【解説】ガザ停戦にトランプ氏が決定的役割、しかしこれは和平への行程表ではない BBC国際編集長
ドナルド・トランプ米大統領は13日、イスラエルとエジプトを訪れてあっという間に帰国した。これこそ本人が望んだ、勝利のウィニング・ランだった。しかし、和平とは、たとえどれほど強力な大統領だろうと、アメリカ大統領がそう決めたからという、ただそれだけで実現するものではない。
ビデオ, イスラエルとパレスチナで緊張緩和と喜び……未来への期待は BBC国際編集長, 所要時間 8,10
イスラエルとイスラム組織ハマスが13日、パレスチナ・ガザ地区をめぐる停戦合意の第1段階として、パレスチナ人収監者とイスラエル人人質をそれぞれ解放した。2年にわたるガザでの戦争終結に向けた重要な一歩となった。エジプトでこの日開かれた首脳会議では、交渉を仲介したエジプト、カタール、トルコ、アメリカの4カ国がガザ和平文書に署名した。BBCのジェレミー・ボウエン国際編集長が、テルアヴィヴから1日の動きを報告する。
【解説】 トランプ氏はどうやってガザの状況を打開したのか バイデン氏にはできなかったこと
2年近くにわたって続いてきたパレスチナ・ガザ地区での戦争をめぐり、イスラエルとイスラム組織ハマスが、トランプ米大統領の和平案の「第1段階」で合意した。この状況打破は、トランプ氏のユニークなスタイルと、イスラエルやアラブ各国との重要な関係があって、実現したとみられる。この合意は、バイデン前米大統領が望みながら、達成できなかったものだった。なぜトランプ氏は実現できたのか。
【解説】 停戦合意は大きな前進、だが戦争はまだ終わっていない
エジプトでの厳しい交渉の末に発表された、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦と人質解放をめぐる合意は、パレスチナ・ガザ地区での2年にわたる戦争の終結へと近づく、待望の突破口だ。だが、一気に前進したからといって、それが実現する保証はどこにもない。
【解説】 戦争開始から2年、イスラエルとハマスは終結の好機を生かせるのか 国際編集長
パレスチナ・ガザ地区での戦争が始まって2年がたったいま、殺りくと破壊を終わらせ、イスラエル人の人質を家族のもとに返す、合意成立の可能性が生まれている。好機ではある。だが、イスラム組織ハマスとイスラエルがこれを生かすかは、わからない。ボウエン国際編集長が解説する。
【解説】 イスラエル・ガザ戦争 対立の歴史をさかのぼる
イスラエルとパレスチナの対立は約100年前から続く。主な争点は何なのか。






































