気候変動
最新ニュース
インドネシア、洪水による死者900人超に
サイクロン(熱帯低気圧)「セニャール」によるインドネシアでの洪水の死者数が、7日時点で900人を超えた。また、数百人が依然として行方不明となっている。
ビデオ, 東南アジア・南アジアを襲う豪雨、洪水や土砂崩れでの被害拡大, 所要時間 1,47
南アジアと東南アジア全域で、非常に強い雨が被害を及ぼしている。過去1週間でに洪水や土砂崩れで死亡した人は、地域全体で約1100人に上るという。BBCのジョナサン・ヘッド東南アジア特派員が報告する。
タイ南部で「300年に一度」の豪雨 東南アジア各国でも洪水被害
タイの一部地域で記録的な洪水が発生しており、26日までに少なくとも33人の死亡が確認された。マレーシアとの国境に近い商業都市ハートヤイでは、1日で335ミリという、過去300年で最も多い降雨量を記録した。また、近隣諸国でも、容赦ない雨の被害が出ている。
スリランカ、洪水と土砂崩れで死者330人超 非常事態を宣言
スリランカで大雨によって壊滅的な洪水と土砂崩れが発生し、11月30日までに死者が330人を超え、行方不明者も200人以上に上っている。当局が発表した。同国にとって、近年で最も被害が大きい気象災害の一つとなっている。
COP30、化石燃料削減について新合意を確保できず
ブラジル・ベレンで開かれた国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)は23日、厳しい対立を経て、地球温暖化をもたらしている化石燃料に直接言及しない合意という形で終了した。石油、石炭、ガスの使用中止に向けてそのペースを速めると、世界に約束させたいと望んでいたイギリスなど80カ国以上や欧州連合(EU)にとって、不満の残る結末だった。
化石燃料による排出が再び増加 一方で再生可能エネルギーも急成長、気候変動対策に希望
世界で化石燃料の燃焼によって排出される、地球温暖化を引き起こす二酸化炭素(CO2)の量が今年、過去最大になる見通しだと、新たな統計が示している。一方で、過去10年間で再生可能エネルギーが普及したことで、排出量の増加ははるかに緩やかになっており、世界の温暖化傾向が抑えられる可能性があるという希望を与えている。
COP30、ブラジルで始まる 2日目に抗議者らが会場へと乱入
国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)が、ブラジル・ベレンで10日に始まった。会場付近では11日夜、「私たちの森は売り物ではない」と書いた掲示物を手にした抗議者らが、警備を突破して中へと向かった。
台風26号、フィリピン直撃 約140万人が避難し死者2人を確認
台風26号(フォンウォン)がフィリピンに現地時間9日夜に上陸した。同国では140万人近くが避難し、10日までに2人の死亡が確認された。台風はその後、勢力を弱めながら、南シナ海を台湾の方向に移動した。
主なニュース
アイスランドで初めて蚊を確認、5月には過去最高気温を更新
アイスランドで初めて蚊が確認された。同国では今春、記録的な高温が観測されていた。この発見以前、アイスランドは寒冷な気候の影響もあり、世界で蚊が存在しない2地域のうちの一つだった。記録上、蚊が存在しないもう一つの地域は南極大陸。
再生可能エネルギー、世界最大の電力源に 石炭を初めて上回る
世界の電源構成に占める再生可能エネルギーの割合が、2025年上半期に初めて石炭を上回り、世界最大の電力源となった。世界的な気候・エネルギー分野のシンクタンク「エンバー(Ember)」が7日、そう分析した報告書を公表した。
「助けも食料も水もない」 ハリケーンに襲われ救援待つジャマイカの町
ハリケーン「メリッサ」が記録的な勢力でジャマイカ西部を襲ってから5日が過ぎ、壊滅的被害を受けた沿岸部の地域では、今も住民たちが必死の思いで支援を待っている。
台風20号、ヴェトナムで大きな被害 少なくとも11人死亡
台風20号(ブアローイ)が29日未明にかけ、ヴェトナム中部と北部に上陸し、少なくとも11人が死亡、数百棟の家屋が損壊した。国営メディアが報じた。
台湾の洪水被害、なぜ甚大になったのか 「せき止め湖」決壊の警告はなかったと住民ら
「スーパー台風」となった台風18号(ラガサ)は、台湾に深刻な洪水被害をもたらした。現地当局は、少なくとも14人が死亡し、32人が負傷、46人が行方不明となっているとしている。住民らは、警報などは出されず、避難する間もなく濁流が押し寄せたと話している。
台風18号がアジア各地で猛威 台湾では少なくとも14人死亡、せき止め湖が決壊
大型で猛烈な「スーパー台風」となった台風18号(ラガサ)が、アジア各地に大きな被害をもたらしている。台湾東部の花蓮県では23日午後、以前の土砂崩れによって形成されたせき止め湖が2度にわたって決壊。数千万トンもの水が、下流の村「光復郷」に流れ込んだ。これによって、24日午前時点で14人の死亡が確認されたほか、18人が負傷し、124人が行方不明となっている。
ビデオ, 「クラウドバースト」とは インドとパキスタンで鉄砲水の原因に, 所要時間 1,25
インドとパキスタンで、「クラウドバースト」による鉄砲水で大きな被害が出ている。パキスタンとパキスタン統治下のカシミール地方で14日から15日にかけて発生した洪水と土砂崩れでは、死者が330人を超えた。専門家は、森林伐採や気候変動などが、クラウドバーストの発生にかかわっていると指摘する。
パキスタンとパキスタン管理下のカシミールで鉄砲水 死者200人近くに
パキスタンおよびパキスタン管理下のカシミールで、14日から15日にかけて発生した激しいモンスーン(雨季)による洪水と土砂崩れのため15日まで、200人近くが死亡した。
科学の知見と展望
中国、2035年までに温室効果ガス排出7〜10%削減と 具体的な目標は初
地球温暖化を引き起こす温室効果ガスの最大の排出国である中国が24日、排出量削減に向けた絶対的な目標を初めて掲げた。習近平国家主席は、米ニューヨークで開かれていた国連総会に向けた動画の中で、中国が2035年までに経済全体の温室効果ガス排出量を7〜10%削減すると述べ、「より良い成果を目指す」と語った。
【解説】 熱波から洪水まで……アジアを席巻する異常気象
極端な気象現象がアジア各地を襲い、何百人もの命を奪っている。中国やパキスタン、そしてインドの一部地域では集中豪雨が発生し、日本や韓国は猛暑に見舞われている。
気候変動の責任、国が他国を提訴するのは可能 国際司法裁が勧告的意見
国際司法裁判所(ICJ)は23日、気候変動に関する画期的な判断を下した。国が別の国を相手に、温室効果ガスの過去の排出を含む気候変動の責任を問う訴訟を起こす道を開いた。この判断に法的拘束力はないが、司法専門家らは、広範な影響を及ぼす可能性があるとみている。
【解説】異常気象が新しい日常に……英気象庁が最新報告書で警告
イギリスの気象庁は14日、同国における気候変動の影響を調査した最新の報告書を発表した。温暖化が進む中で、イギリスにおける高温や降水量に関する記録が、これまで以上に頻繁に更新されていると警告している。
地球の気温上昇、抑制目標の「1.5度」突破まであと3年……著名科学者らが警告
地球で現在の二酸化炭素(CO2)排出量の水準がこのまま続けば、象徴的な気温上昇幅の限界とされている1.5度を、わずか3年で突破する恐れがあることが、最新の研究で明らかになった。
クリーンエネルギーの割合、世界の電力の4割に シンクタンクが報告
昨年1年間の世界の電力のうち、4割以上が化石燃料を燃やさない方法で発電されていたとする報告書を、 世界的な気候・エネルギー分野のシンクタンク「エンバー(Ember)」が8日、公表した。
海氷面積が過去最小に 北極と南極の両方で減少
地球を冷やす役割を担っている凍った海の氷が、観測史上、最も少なくなっていることが、最新の人工衛星データによって明らかになった。
2024年世界の平均気温 抑制目標の「1.5度」初めて超える
去年1年間の世界の平均気温は記録が残る1850年以降、最も高く、工業発達以前と比べて初めて1.5度以上高くなったと、欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」が10日、発表した。
【解説】 COP29でたどり着いた大きな合意と残る課題
アゼルバイジャンの首都バクーで開かれていた第29回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP29)が24日に閉幕した。途上国からは、気候変動対策資金として2035年までに受け取る年間3000億ドル(約46兆1900億円)は「微々たる額」だと不満の声が上がっている。































