テニスの大坂、4大大会復帰も初戦敗退 全豪オープン

ジョナサン・ジュレイコ、BBCスポーツ(豪メルボルン・パーク)

全豪オープンで握手を交わす大坂なおみ(左)とカロリーヌ・ガルシア

画像提供, Getty Images

画像説明, 全豪オープンで握手を交わす大坂なおみ(左)とカロリーヌ・ガルシア

テニスの元世界ランキング1位の大坂なおみ(26)は15日、4大大会(グランドスラム)復帰戦となった全豪オープンの1回戦に臨んだ。第16シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)と接戦となったが、ストレートで敗れた。

全豪を2度制覇している大坂は昨年、娘を出産。4大大会への出場は、2022年9月の全米オープン以来だった。

しかし、ガルシアに4-6、6-7 (2-7)で敗れ、勝ち進むことはできなかった。

大坂はメルボルンでの試合後、「できる限りのことはしている感じがした。少し頭で考えすぎてしまった」と振り返った。

今大会で「多くを学んだ」

この日は大坂が娘のシャイちゃんを出産して、ちょうど半年だった。4大大会で4回の優勝経験がある大坂は、今大会の開幕前、前向きな見通しと以前とは違う視点をもってテニスに復帰したと話していた。

2週間前に豪ブリスベンで試合に復帰。タマラ・コルパチュ(ドイツ)を破った後、カロリナ・プリスコヴァ(チェコ)に惜敗した。

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この日はセンターコートのロッド・レイヴァー・アリーナで、大坂の復帰戦を心待ちにしていた観衆を前にプレー。ガルシアとの戦いぶりからは、優勝を飾ったかつてのベストの状態に大坂が戻るのは、そう遠くないように思わせた。

大坂は試合後、「自分に『半年前は妊娠していたじゃない』と言い聞かせようと思う。もちろん、『復帰してすぐ試合に次々と勝てると思うなんて、何様のつもりだ』という声も頭の中にはある」と話した。

「私はいつも、自分にはともかくチャンスがあると思っている。だから、自分にもっと優しくすることが、(テニスから)離れていたときに学んだ大事なことだと思う」

大坂が全豪オープン開幕戦で敗れたのは、今回が初めて。相手のガルシアは好調で、素晴らしいサーブが大坂の鋭いショットを封じた。大坂には1度もブレークポイントをとれなかった。

ガルシアは大坂のミスによる好機を逃さず、第1セット第5ゲームをブレーク。第2セットも競り合いの末、タイブレークで冷静なプレーを見せ、勝利を手にした。

大坂は、娘と離れているのはつらいが、今回の遠征で「多くを学び」、「感謝している」と話した。

「『シャイが幸運を祈っているよ』と誰かが話している動画を受け取った。本当にかわいかった」、「幸せな気分になり、やる気も出た。ただ同時に、娘と離れている間にもっといい結果を出さなくてはと思い、少しフラストレーションを感じた」。