エリザベス英女王、96歳の誕生日を祝う サンドリンガムの邸宅で
ショーン・コクラン、王室担当編集委員

画像提供, Royal Windsor Horse Show
英王室エリザベス女王が21日、96歳の誕生日を迎えた。英東部ノーフォーク州サンドリンガムの邸宅で祝っている。
エリザベス女王は、イギリス君主としての在任期間が史上最長。
サンドリンガムにはヘリコプターで移動した。家族や友人も訪れる予定。夫の故フィリップ殿下が特に気に入っていた、敷地内のコテージに滞在するとみられている。
誕生日に合わせ、2頭のフェル・ポニーと一緒にいる女王の写真が公表された。生涯にわたって馬に関心を持ち続けてきたことが反映されている。
この写真は、女王が現在多くの時間を過ごしているウィンザー城で撮影された。2頭は、近く開かれるロイヤル・ウィンザー・ホースショーに登場する。
誕生日を祝福
ウィリアム王子夫妻はツイッターで、女王の誕生日を祝福。女王は「イギリス、英連邦、そして世界の各地で多くの人にインスピレーションを与える存在」だとした。あわせて、女王とフィリップ殿下が7人のひ孫たちと一緒に撮影した写真を投稿した。
王室は、1928年に撮影された、女王が2歳の時の写真もツイッターに投稿した。
ハリー王子はアメリカのテレビ・インタビューで、「一定の年齢を過ぎると、誕生日に飽きてしまうものだ」と述べ、女王自身は今回の節目をそれほど大ごとには捉えていないかもしれないとした。
ロンドン市内で誕生
エリザベス女王は1926年に、王室の邸宅ではなく、ロンドン市内ブルトン・ストリートの住宅(タウンハウス)で生まれた。そこでは、ジョージ6世となった父と、エリザベス女王となった母と一緒に暮らした。

画像提供, Universal History Archive / Getty Images
ボリス・ジョンソン首相と、最大野党・労働党のサー・キア・スターマー党首が、女王に祝福のメッセージを送った。祝砲も予定されている。
女王はここ数カ月、移動が困難になっており、復活祭の教会礼拝などいくつかの行事を欠席している。
今年に入って邸宅内やビデオのイベントを除き、唯一、公の場に姿を見せたのは、ウェストミンスター寺院で行われたフィリップ殿下の追悼式典だった。
96歳という年齢は、英王室にとって別の意味でも前例がない。女王は今年、在位70年のプラチナ・ジュビリーを祝う、最初の英国君主となった。
次に長命だった君主は、ヴィクトリア女王とジョージ3世で、ともに81歳まで生きた。80代を迎えたのは、この2人だけだった。
国家統計局によると、エリザベス女王はイギリスにいる95~99歳の約12万4000人の1人。これらのほぼ75%は女性だ。
女王のプラチナ・ジュビリーを記念して、女王のこれまでを祝うバービー人形が発売される。結婚式で着けたティアラを再現した飾りと、青いサッシュベルトがついたアイボリー色のドレスを身に着けている。

画像提供, Mattel










