エリザベス英女王、感染後初の対面公務でトルドー首相と面会 部屋には青と黄色の花

The Queen and Canadian PM Justin Trudeau at Windsor Castle

画像提供, PA Media

画像説明, エリザベス女王とカナダのジャスティン・トルドー首相が面会した部屋には、青と黄色の花が飾られていた

イギリス王室のエリザベス女王(95)は7日、新型コロナウイルス感染が判明してから初めて、対面での公務を再開した。この日、ウィンザー城で行われたカナダのジャスティン・トルドー首相との面会では、部屋にウクライナ国旗の色でもある青と黄色の花が飾られていた。

この花がウクライナへの支援を示すものなのかについて王室筋は、偶然ではないだろうと示唆している。

トルドー首相はロシア軍のウクライナ侵攻をめぐり、ボリス・ジョンソン英首相と会談するためにイギリスを訪れている。

公開された写真では、エリザベス女王が右手で、トルドー首相が両手で握手している。カナダはイギリス連邦に所属しているため、エリザベス女王はカナダの君主でもある。

7日のトルドー首相との面会では、エリザベス女王は最近使用している杖をついていなかった。

その後、英首相官邸での記者会見で女王について質問されたトルドー氏は、「女王はいつも通り洞察力に富み、現在の状況に非常に興味を持っておられ、カナダについてあらゆる質問をされた」と答えた。

「いつもそうしているように、世界の出来事について、少なくとも私にとって非常に有益な会話を交わした」

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会談の場でウクライナへの支援を示したほかに、女王は先に、ウクライナでの紛争から避難している人々を支援するため、慈善団体「ディザスターズ・エマージェンシー・コミティー」に寄付している。

4月に96歳となるエリザベス女王は今年、即位70周年を迎えた。新型ウイルス感染前の2月頭には、東部ノーフォークのサンドリンガム邸に地域住民を招いて、即位70周年を祝うレセプションを開催していた。

その後、2月20日に検査で陽性と判明。「軽い風邪のような症状」がみられたため、「軽い公務」だけを行い、複数の予定を取りやめていた。

3月1日には対面での公務再開に先立ち、オンラインでの面会などで通常公務に復帰している。

女王は今月14日にイギリス連邦記念日の礼拝、29日には昨年亡くなった夫の故フィリップ殿下の追悼礼拝という大きなイベントを控えている。どちらもウェストミンスター寺院で開かれる予定だ。

動画説明, エリザベス英女王、即位70周年を前に記念のケーキカット