ガザで戦闘再開、イスラエルが発表 戦闘休止を延長できず

画像提供, Reuters
イスラエルは1日、パレスチナ自治区ガザ地区でイスラム組織ハマスとの戦闘を再開したと発表した。ハマス側も、ガザ北部で爆撃や銃撃が起きているとしている。
イスラエル軍は、7日間続いた戦闘休止の期限が切れる1日午前7時(日本時間同日午後2時)の直前、ハマスがイスラエルに向けてロケット弾を発射し、戦闘休止の合意に違反したと発表した。
ガザ地区から発射されたロケット弾は撃ち落としたという。
同軍はまた、戦闘機がガザ地区のハマスの標的を攻撃しているとした。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ハマスがさらなる人質の解放に同意せず、戦闘休止の合意に違反したと主張。
ハマスは人質の女性全員を解放するという合意を履行せず、1日朝にはロケット弾でイスラエルを攻撃したと付け加えた。
ハマス側も再開を確認
一方、ハマス系のメディアは、ガザ北部で爆発と銃撃が発生したと報じた。
ハマスが運営するガザ地区の内務・安全保障当局は、ガザ南部で空爆が何回かあったとメッセージアプリ「テレグラム」に投稿した。
ガザにいるBBCの情報提供者もこれを確認した。ガザ北部で数回の爆発があり、ガザ市の北西で銃撃戦が起きているとした。.
ガザ保健当局の報道官は1日朝、南部ラファでイスラエル軍の空爆があり、少なくとも6人が死亡したとAFP通信に話した。
一方、北部ガザ市のアル・アハリ病院の医師ファデル・ナイム医師は、同市への空爆で子ども2人が死亡したと、AFP通信に説明した。
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戦闘休止交渉について知る立場の人物は、イスラエルがガザ北部への燃料の持ち込みを許可せずに戦闘休止の合意に違反したと、ハマスは考えているとBBCに話した。
この人物はまた、ハマスはガザで拘束しているイスラエル人男性を、女性や子どもの人質と同じ条件で解放することに消極的だったと述べた。
新たな合意を模索とパレスチナ当局
戦闘休止は当初、11月24日から4日間で合意され、その後2回延長された。1日朝の期限切れまでに、さらなる延長に合意できなかった。
パレスチナ当局者は、戦闘が続くなかでも、仲介役の国々などがイスラエルとハマスが新たな合意に達するよう努力を続けていると、BBCに話した。
30日までの戦闘休止中、ガザで拘束されていた人質110人が解放された。イスラエルは刑務所に収監していたパレスチナ人240人を釈放した。
ハマスは10月7日にイスラエルを襲撃し、1200人を殺害したとされる。以来、イスラエルはガザを報復攻撃し、ハマスが運営するガザ保健当局によると、1万4800人以上が殺されている。うち約6000人は子どもだという。








