【2022年サッカーW杯】 イングランドFWスターリング選手が帰国へ 自宅が侵入被害
ダン・ローアンBBCスポーツ編集長

画像提供, Getty Images
サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会に出場していたイングランド代表のラヒーム・スターリング選手(27)が、チームを離れ、急きょイギリスに戻ることになった。家族がいる自宅に、凶器を持った何者かが侵入したためだという。
イングランドのギャレス・サウスゲイト監督は、4日のセネガル戦に3-0で勝ってベスト16入りを決めた後、スターリング選手の帰国が事実だと認め、こう述べた。
「時によって、サッカーは最も大事なことではないし、家族が最優先されるべきだ」
事件は3日夜に起こったとされる。スターリング氏には年少の子どもが3人いる。
サウスゲイト監督は、「彼の思うようにしてもらいたい。これから数日、様子をみる」と付け加えた。
チームメートのデクラン・ライスは、セネガルとの試合後、「今朝、朝食の場で彼を見た。その後に監督から、彼の自宅で問題が起きたと聞いた。それで、みんなで彼にメッセージを送った」と話した。
イングランドはW杯で次に、10日(日本時間11日)の準々決勝でフランスと対戦する。
スターリング氏は、今大会でイングランド代表を離脱した選手としては2人目。先月30日には、DFベン・ホワイト選手(アーセナル)が個人的な理由でイギリスに帰った。
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スターリング氏は2018年11月にも、当時住んでいたイングランド北西部チェシャーの家が侵入未遂の被害に遭った。同氏の自宅のほか、地域のいくつかの住宅も狙われた。その後、3人が住居侵入窃盗罪で有罪となり、2年前に収監された。
チェルシーでFWを務めるスターリング氏は、イングランドの1次リーグ初戦のイラン戦に先発出場し、ゴールを決めた(試合はイングランドが6-2で勝利)。続くアメリカ戦にも出場した(試合は0-0の引き分け)。
3戦目のウェールズ戦では、スターリング氏は出場せず、FWハリー・ケインの両側にはマーカス・ラッシュフォードとフィル・フォウデンが代わりに起用された(試合はイングランドが3-0で勝利)。
サウスゲイト監督はこれまでの主要大会で、たびたびスターリングを頼りにしてきた。2020年欧州選手権(ユーロ2020)では、全7試合でスターリングを先発出場させた。
イングランド代表チームは4日のセネガル戦を前に、「ラヒーム・スターリングは今夜、スリー・ライオンズ(イングランド代表の愛称)の出場選手候補に入っていない。家族の問題に対応するためだ」と、スターリング氏の写真を添えてツイッターに投稿した。











