ウクライナ兵の犠牲者、これまでに1万3000人=ゼレンスキー氏側近

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ロシアの侵攻以降に死亡したウクライナ兵士が1万3000人に上ると、ウクライナ高官が明らかにした。
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の顧問を務めるミハイロ・ポドリャク氏は1日、犠牲になった兵士は1万~1万3000人だと、ウクライナのテレビ番組で発言した。
ウクライナが死者数を明らかにするのは珍しい。また、ポドリャク氏の発言はウクライナ軍が裏付けたものではない。
ポドリャク氏は6月の時点で、毎日100~200人のウクライナ兵が亡くなっていると話していた。
11月には米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長が、侵攻開始以来、ロシアとウクライナでそれぞれ10万人の兵士が死傷していると述べていた。
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は11月30日のビデオ演説で、ウクライナ兵10万人が殺されたと発言。しかしその後、報道官により、これは負傷者も含めた数だと訂正された。
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1日にウクライナの民放テレビ24に出演したポドリャク氏は、「ウクライナ政府は死者数についてオープンに話している」と述べた。
「参謀本部による公式の推計と、総司令官(ゼレンスキー氏)による公式な評価では、1万人から1万2500人、万3000人が亡くなった」
また、殺害された民間人の数は「非常に多い」と付け加えた。BBCニュースは、6月中旬までに3600人の市民が死亡したことを確認している。この数字は現在、さらに増えているとみられる。
一方、ロシア軍の損害についてポドリャク氏は、死者10万人と推定。さらに、負傷者や行方不明者、戦闘に復帰できない兵士は10万~15万人としている。
BBCロシア語サービスは、少なくとも9311人の兵士が死亡したと特定している。実際の死者数は1万8600人以上の可能性もある。
ウクライナ軍はこの日、ロシアがウクライナの防空システムを疲弊させるため、核弾頭を搭載できるダミーのミサイルを使用したと発表した。
ウクライナの軍事専門家によると、ロシアは核弾頭を搭載可能なミサイルに、爆発性の弾頭を載せずに使用。ウクライナのインフラへの大規模な攻撃で他のミサイルを多く使用したためではないかと指摘している。










