中国軍、台湾周辺での演習を継続 海上からの奇襲訓練など予定

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中国人民解放軍の東部戦区は8日、台湾周辺で同日も大規模な軍事演習を継続していると発表した。対潜水艦攻撃や海上からの奇襲訓練も行うとしている。中国軍は4日から7日までの4日間の日程で、台湾を包囲する格好で実弾演習を実施するとしていた。
7日までの4日間の演習は、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問に対する中国政府の反発を示すものだった。
台湾は、中国がこれらの軍事演習を台湾島侵略にむけた訓練として行っていると非難している。
台湾は8日、中国軍の航空機と船舶はこれまでのところ、台湾が領海だと主張する沿岸12カイリ(約22キロ)内には侵入していないとした。
アメリカはオーストラリア、日本と共に、中国大陸から台湾島まで約180キロにわたる台湾海峡の現状を変更するのが演習の目的だと非難している。
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中国軍の航空機と船舶は4日からの軍事演習で、台湾海峡の「中間線」を繰り返し越えていた。台湾の国防部(国防省)は8日、「中間線」は1950年代から続いている暗黙の了解であり、その存在は「事実」だとした。
米政府は、中国政府がペロシ氏の訪台に対する報復として気候変動を含む多くの分野でのアメリカとの協力を打ち切ったと非難している。
中国は台湾を、自国から分離した省とみなしており、必要なら武力で台湾を取り戻せるとしている。
一方で台湾は自治権を有する、中国とは異なる島だとしている。
ただ、世界の指導者たちがこのことを承認するような動きを見せれば、中国は激しい怒りを示す。
中国は7日に、黄海と渤海で新たな軍事演習を実施すると発表したばかりだった。中国と朝鮮半島の間の黄海で、6日から8月中旬まで毎日、実弾演習を含む新たな軍事演習が予定されている。
また、中国の東海岸に位置する渤海の一帯では6日、1カ月にわたる軍事作戦が始まった。
そして8日には、南シナ海での実弾演習を行うと発表した。









