ナダル、4大大会21回優勝の新記録 女子はバーティが全豪初優勝

Nadal kisses trophy as Medvedev looks on

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画像説明, ナダル(左)は日付をまたいだ5時間以上の長い試合でメドヴェージェフを破って優勝した

テニスの全豪オープンは30日、男子シングルス決勝があり、第6シードのラファエル・ナダル(35、スペイン)が2セットダウンから逆転で優勝した。ナダルはグランドスラム(4大大会)21回目のタイトル獲得となり、男子の新記録を打ち立てた。

これまでは、ナダル、ノヴァク・ジョコヴィッチ(34、セルビア)、ロジャー・フェデラー(40、スイス)の3人がグランドスラム通算優勝20回で並んでいた。

この日の決勝でナダルは、第2シードのダニール・メドヴェージェフ(25、ロシア)を2-6、6-7(5-7)、6-4、6-4、7-5で破った。5時間24分にわたる接戦で、終了したのは日付が変わった午前1時11分だった。

ナダルはこのところ左足のけがに悩まされており、昨年12月には新型コロナウイルスで「熱が出てとても具合が悪かった」という。それらを乗り越えての世界記録樹立となった。

左利きの選手が全豪オープンの男子シングルスで優勝するのは、ナダルが13年前に優勝して以来2回目。

ナダルは表彰式で優勝トロフィーを贈られたあと、「間違いなく、私の選手人生において最も感極まる勝利だ」と話した。

今大会では、世界ランキング1位のジョコヴィッチがオーストラリア入りした後、ワクチン未接種であることをめぐって査証(ビザ)が取り消され、開幕前に国外退去となった。フェデラーは欠場した。

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女子は地元バーティが初優勝

Evonne Goolagong Cawley presents the trophy to Ashleigh Barty

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画像説明, バーティ(右)は自らにとってのアイドルだというイヴォンヌ・グーラゴング・コーリー氏から優勝トロフィーを贈られた。コーリー氏は1974~1977年に全豪オープンの女子シングルスで優勝した

女子シングルスの決勝は29日にあり、世界ランキング1位で第1シードのアシュリー・バーティ(25、オーストラリア)が初優勝した。

全豪オープンの女子シングルスで地元オーストラリア選手が優勝したのは44年ぶり。

決勝はダニエル・コリンズ(28、アメリカ)と対戦。 6-3、7-6 (7-2)のストレートで勝利した。第2セットは1-5の劣勢から逆転した。

バーティは試合後、「夢がかなった。オーストラリア人であることをとても誇りに思う」と語った。

バーティは2019年の全仏オープンと昨年のウィンブルドンで優勝しており、グランドスラムのタイトルで手にしていないのは全米オープンだけとなった。