ジョコヴィッチ選手、全豪組み合わせ表に名前 なおもビザ取り消しの可能性

画像提供, Getty Images
テニスの全豪オープンの組み合わせが13日午後、発表された。オーストラリア入国の査証(ビザ)が再び取り消される可能性があるノヴァク・ジョコヴィッチ選手(34)も、出場選手に含まれた。
組み合わせ表はこの日、当初の予定より1時間15分ほど遅れて発表された。セルビア出身で男子世界ランキング1位のジョコヴィッチ選手は、男子シングルス第1シードとして名前が入っていた。
一方、アレックス・ホーク移民担当相の報道官は、ジョコヴィッチ選手のビザ取り消しをまだ検討しているとした。
<関連記事>
ジョコヴィッチ選手は、新型コロナウイルスのワクチンを接種していない。6日にメルボルン空港に到着した際、オーストラリアへの入国が一時拒否された。
同選手は、先月中旬に新型ウイルスに感染したため、外国人としての入国要件は満たしていると主張。しかし豪当局は、ワクチン免除者には該当しないとして、ビザを取り消した。
ジョコヴィッチ選手はその後の5日間、移民拘束施設に収容された。その間、国外退去の命令に異議を申し立てた。
裁判所は10日、政府のビザ取り消しの決定を覆した。入管当局が適切な手続きを経なかったと、理由を説明した。
これを受けてホーク移民担当相は、別の理由からジョコヴィッチ選手のビザを改めて取り消すことを検討していると表明している。
ジョコヴィッチ選手は10日以降は入国が認められており、13日もメルボルンパークで練習した。
なお、日本の大坂なおみ選手は女子シングルスの第13シードとなった。勝ち進めば4回戦で第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する可能性がある。
首相は決定時期を明示せず
ジョコヴィッチ選手は12日、セルビアで先月、新型ウイルス検査で陽性と判定された後、隔離ルールを破って人と会っていたと認めた。
また、オーストラリア入国の際、渡航書類の記入に誤りがあったことも認めた。これは、ビザ取り消しの理由となる。
ジョコヴィッチ選手は誤記について、代理人がチェック印を入れる欄を間違ったと説明した。入国前14日間の渡航歴はないと申告したが、これは「事務的なミス」だったとした。
スコット・モリソン豪首相は13日、政府としての決定をいつ出すのか言明を避け、すぐにも決定されるとの見方を否定した。
モリソン氏は新型ウイルス関連の記者会見で、「(移民担当相の)姿勢は変わっていない」と述べ、ホーク移民担当相が権限に基づいて決定すると説明した。
(英語記事 /Djokovic in draw as decision looms/)










