【東京パラ】 自転車の杉浦、2個目の金で最年長記録更新 車いすテニスの上地は銀

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東京パラリンピックは3日、自転車ロード女子のロードレースで、杉浦佳子(50)が金メダルを獲得した。タイムトライアルに続き2冠。車いすテニス女子のシングルス決勝では、上地結衣(27)が銀メダルを手にした。
パラリンピック初出場の杉浦は、8月31日のタイムトライアルで優勝。日本のパラリンピック史上、最年長の金メダリストになった。その3日後に、自らの最年長記録を更新した。
この日のロードレースC1-3(運動機能障害)は、富士スピードウェイ(静岡県小山町)の13.2キロのコースを3周する、39.6キロのコースで開かれた。
選手15人が出場。杉浦は前方でレースを進め、1周目と2周目の終わりではどちらも3位につけた。レース終盤になると、上り坂で一気にペースを上げて先頭に。その後もアタックをかけて後続を引き離し、1時間12分55秒のタイムでフィニッシュした。
銀メダルのアンナ・ベク(41、スウェーデン)は16秒遅れでゴール。銅メダルはページ・グレコ(24、オーストラリア)が手に入れた。続く王小梅(21、中国)まで、2~4位は全員同じタイム(1時間13分11秒)だったが、着差で順位が決まった。

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杉浦はレース後、「まさか、まさかこんなゴールが待っているとは思ってなくて、今いろんな人にありがとうと言いたいです」と、感極まった様子で語った。
もう1人の日本選手、藤井美穂(26)は1時間37分24秒で15位だった。
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上地は前回上回る銀メダル
車いすテニスは、有明テニスの森で女子シングルス決勝があり、世界ランキング2位の上地と、同1位のディーデ・デフロート(24、オランダ)が対戦した。
デフロートはバックハンドのリターンがさえ、第1セットは上地のサービスを4回ブレーク。上地も2回のブレークバックを見せたが、デフロートはセットポイントでもバックハンドの逆クロスのリターンを決め、6-3でこのセットを取った。

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第2セットは、デフロートが5-3とし、自身のサービスゲームに。マッチポイントを2回迎えたが、上地はいずれもしのぎ、逆にブレークに成功した。
続く上地のサービスゲームは、8回デュースが続く激戦に。その間、デフロートは4回マッチポイントを握ったが、上地は攻撃的なショットを決めるなどしてまたもしのぎ、このゲームをキープした。
勢いづいた上地は、次のデフロートのサーブをブレーク。だがデフロートも、すぐにブレークバックに成功した。
6-6となって迎えたタイブレークでは、上地がポイントを先取したが、そこからデフロートが6ポイントを連取。最後はフォアのストレートを決め、7-6(7-1)でこのセットも取り、1時間45分にわたった決勝が終わった。
NHKによると、上地は生まれたときから脊髄に障害があり、11歳で車いすテニスを始めた。前回リオデジャネイロ大会では、日本女子選手として初めて車いすテニスでメダルを獲得。ただ、銅メダルだったことを悔しく思ったという。

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上地は試合後、「今日いま自分ができることは、やり切ったかなと思う。ただやっぱり、銀メダルは悔しいですね」と、指で涙を拭いながら話した。
一方で、「最後までしっかり攻めることができたのは、ほめてあげたいかなと思います」と述べた。
3位決定戦は、ジョーダン・ホワイリー(29、イギリス)が勝ち、銅メダルを獲得した。
また、クアードシングルス3位決定戦では、ニールス・フィンク(18、オランダ)が6-1、6-4で菅野浩二(40)を下し、銅メダルを勝ち取った。
男子ダブルス3位決定戦もあり、オランダのトム・エフベリンク(28)とマイケル・スヘファース(38)のペアが6-3、6-2で国枝慎吾(37)と真田卓(36)のペアを破り、銅メダルを勝ち取った。
順位











