【東京パラ】 競泳男子の鈴木が銀、出場全5種目でメダル 女子の山田も2個目の銀

Tokyo 2020 Paralympic Games - Swimming - Men's 50m Freestyle - S4 Final – Tokyo Aquatics Centre, Tokyo, Japan - September 2, 2021. Takayuki Suzuki of Japan in action REUTERS/Marko Djurica

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画像説明, 鈴木孝幸は出場5種目すべてでメダルを獲得した

東京パラリンピックは2日、東京アクアティクスセンターで競泳があり、男子の鈴木孝幸(34)と女子の山田美幸(14)がともに銀メダルを勝ち取った。鈴木は今大会5個目、山田は同2個目のメダルとなった。

鈴木は、男子50メートル自由形S4(運動機能障害)の予選を全体トップで通過。決勝は出だし、ほぼ横一線の激しい争いとなった。

中盤で、200メートル自由形S4を制したアミ・オマル・ダダオン(20、イスラエル)がわずかにリード。100自由形S4銀メダリストのルイジ・ベジャト(23、イタリア)と鈴木が追いかける展開へと移った。

ダダオンは先行したまま1位でフィニッシュ。鈴木は最後にベジャトを抜き、タッチの差で2位に入った。ダダオンのタイムは37秒21のパラリンピック記録で、鈴木とは0秒49差だった。

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5大会連続出場の鈴木は、8月25日の50メートル平泳ぎSB3で銅、26日の100メートル自由形S4で金、28日の150メートル個人メドレーSM4で銅、30日の200メートル自由形S4で銀の各メダルを手にしてきた。目標に掲げていた、出場5種目すべてでのメダル獲得を達成し、今大会を終えた。

レース後のインタビューでは、「金メダルを取りたかったというのが正直なところなので、今ちょっと悔しいのもあります。でも、全種目でメダル取れたので、そこの目標が達成できたのはうれしく思います」と話した。

「次につながる大会になった」

中学3年生の山田は、50メートル背泳ぎS2(運動機能障害)の予選で全体2位のタイムを出し、決勝に進出。

決勝では、山田がスタート直後から先行し、その左隣のレーンを泳ぐピン・シゥ・イプ(29、シンガポール)がわずかな差で続いた。この2人が抜け出したままレースは進み、中盤でイプが逆転。大きな泳ぎでぐんぐんリードを広げた。

イプは1分2秒04のタイムで優勝。100メートル背泳ぎS2に続く、2冠を達成した。

山田は、4秒94遅れて2位でフィニッシュ。日本のパラリンピック史上最年少メダリストとなった100メートル背泳ぎS2と同じく、銀メダルを勝ち取った。銅メダルは馮雅竹(28、中国)が獲得した。

Tokyo 2020 Paralympic Games - Swimming - Women's 100m Backstroke - S2 Medal Ceremony– Tokyo Aquatics Centre, Tokyo, Japan - August 25, 2021. Golde medalist, Pin Xiu Yip of Singapore, celebrates on the podium next to silver medalist, Miyuki Yamada of Japan, and bronze medalist, Fabiola Ramirez of Mexico

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画像説明, 女子100メートル背泳ぎS2で2位となり、日本パラリンピック史上最年少のメダリストとなった時の山田美幸(左)と、優勝したピン・シゥ・イプ(中央、8月25日)

レースを終えた山田は、「とても気持ちよく泳げたので、アドレナリンがドバドバです」と心境を表現。「初めてのパラリンピックで緊張しましたが、皆さんの期待に応えられたかなと思っていて、とてもうれしいです」と笑顔で述べた。

表彰式後には、「予選ではなかなかいい記録が出なかったり、悩んだりしたんですけど、メダルを2個取れたということで、次につながる大会になったと思います」と話した。

順位