【東京パラ】 競泳男子の木村が悲願の金、富田も銀 ゴールボール女子は銅

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東京パラリンピックは3日、競泳男子100メートルバタフライS11で、木村敬一(30)が金メダル、富田宇宙(32)も銀メダルを勝ち取った。一方、ゴールボール女子の日本チームは銅メダルを手にした。
東京アクアティクスセンターで開かれてきた競泳は、この日が最終日。男子100メートルバタフライS11(視覚障害)の予選では、木村が全体1位、富田が同2位で通過した。
決勝は前半、各選手がほぼ横並びの混戦に。50メートルは木村が1位でターンし、今大会3個の金メダルを獲得しているロヒール・ドルスマン(22、オランダ)と富田が、木村に0秒48遅れて同時に折り返した。
後半も木村は、鍛え上げた全身を使って力強い泳ぎを続け、後続との差を徐々に拡大。1分2秒57で優勝した。
2位にはドルスマンがつけていたが、終盤に富田が逆転。木村とのワンツー・フィニッシュを実現させた。タイムは木村より1秒ほど遅い1分3秒59だった。2人はレース後、プール内で抱き合って喜んだ。
3位にはウェンデル・ベラルミノ・ペレイラ(23、ブラジル)が入った。
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「この日って、本当に来るんだな」
パラリンピック4大会連続出場の木村は、前回リオデジャネイロ大会までの3大会でメダル計6個を取ったが、金だけはなかった。NHKによると、リオ大会のあとには、「4つのメダルよりも1つの金メダルが欲しかった」と、悔し涙を流した。
2018年にアメリカに拠点を移し、初の金メダル獲得を狙ってきた。今大会に入り、男子100メートル平泳ぎSB11でメダルを獲得したが、金ではなく銀だった。

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レース後のインタビューで木村は、「この日のために頑張ってきたこの日って、本当に来るんだなって思って。この1年いろいろなことがあって、この日が来ないんじゃないかと思ったこともあるので、ちゃんとこうやって迎えることができて、すごい幸せです」と、涙を流しながら話した。
一方、富田は、「木村君が金メダルをとってくれたのが本当にうれしいし、そこに続いて僕がゴールできたのも本当にうれしいです」、「ずっとこの瞬間を目指してきたので、こんなにうれしいことはないですね」と、やはり涙ながらに喜びを語った。
前半にゴールを量産
ゴールボールは幕張メッセで女子3位決定戦があり、日本とブラジルが対戦した。
3人1組の両チームが、目隠しをして交互にボールを投げ合い、幅9メートルのゴールに何点入れられるかを競った。

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日本は前半、欠端瑛子が3点、萩原紀佳は2点を挙げた。守っては、ブラジルのボールを着実にブロック。5-0と大きくリードしてハーフタイムを迎えた。
後半、ブラジルはペナルティスローの得点機を得たが、ゴールを1人で守った萩原がボールを止めた。萩原はその後、さらに1点を追加。終盤になって、ブラジルはヴィクトリア・アモリムが1点を返したが、得点はそれだけだった。
「胸を張って帰りたい」
日本は6-1で快勝。2012年ロンドン大会で金メダルを得て以来のメダルを獲得した。

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試合後のインタビューで欠端は、「先取点を入れることで、日本チームに勢いが増すと知っていたので、しっかり得点を入れられたことはすごくうれしかったです」と話した。
萩原は、「金メダルじゃなくて悔しい思いはありますが、銅メダル獲得は自信にもなるので、胸を張って帰りたいと思います」と、目に涙を浮かべながら言った。
順位











