米CNN、ワクチン未接種で出社のスタッフ3人を解雇

CNN sign in Atlanta, Georgia, in May 2021

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米報道によると、米CNNは新型コロナウイルスのワクチンを受けていない状態で出社した従業員3人を解雇した。

CNNのジェフ・ザッカー社長は5日の社内メモで、この解雇について社員に説明した。複数の米メディアがこの社内メモを直接、確認したという。

ザッカー氏は社内メモで、現場取材にあたる全員、他のスタッフと共に働く全員、さらに出社する社員全員が、ワクチンを接種していなくてはならないと告げた。

ザッカー氏はさらに、「はっきり申し上げる。これについて、違反は一切容認しない」と書いている。

アメリカでは、オフィス復帰の条件として新型コロナウイルスワクチンの接種を求める会社が増えている。会社が実際に違反者を解雇するケースはまだ珍しい。

フェイスブックやグーグルなど多くの大企業は、今後オフィス勤務を全面再開した時点で、従業員がワクチン接種を済ませていることを要求する方針を示している。

アメリカでは、企業が従業員にワクチン接種を求めるのは合法。米政府は今年5月に、職場に入るスタッフがワクチンを接種していることを雇用主が要求するのは、合法だとしている。

AP通信によると、デルタ航空とユナイテッド航空は、新規採用のスタッフにワクチン接種証明の提示を求めている。投資銀行ゴールドマン・サックスは、接種完了を求めてはいないものの、従業員にワクチン接種状況を開示するよう求めている。

ジョー・バイデン米大統領は7月末、連邦政府職員200万人に、ワクチン接種証明を提示するか、あるいはウイルス検査受診とマスク着用の義務に従うか、どちらかを選ぶよう命令した。