【東京五輪】 柔道男子81キロ級、永瀬が金 重量挙げ安藤は銅

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東京オリンピックは27日、日本武道館で柔道男子81キロ級があり、永瀬貴規が金メダルを獲得した。女子63キロ級はフランスのクラリス・アグベニェヌが優勝した。一方、ウエイトリフティング女子59キロ級では安藤美希子が銅メダルを獲得した。
柔道男子は競技初日から日本勢が4階級連続制覇を果たした。女子63キロ級の田代未来は、2回戦で敗退しメダルに届かなかった。日本女子は初日からの連続メダル獲得が3階級で途切れた。
男子81キロ級の永瀬は2回戦から登場し、ヴェダト・アルバイラク(トルコ)と延長戦を戦い、相手の指導3つで勝利。クリスティアン・パルラティ(イタリア)との3回戦は、低い姿勢から大内刈りを仕掛けてくる相手の変則的な攻めに苦しみながらも、規定の4分間の終了間際、払い腰を決めて一本勝ちを収めた。
準々決勝はドミニク・レッセル(ドイツ)に組み手争いで圧力をかけられ、延長に入ってすぐに2つ目の指導を受ける。しかし、延長2分46秒、小外掛けで相手を倒すと、これがビデオ判定で技ありと認定され勝利が決まった。
世界ランキング1位で第1シードの世界選手権王者マティアス・カス(ベルギー)との準決勝は、相手の担ぎ技をうまくいなしながら、足技を出してリズムをつかみ、延長2分48秒、体落としから背負い投げ。これもビデオ判定で技ありとなり、決勝へと勝ち上がる。
決勝は、イランからモンゴルに国籍を変えて出場したサエイド・モルラエイと対戦。初顔合わせの相手の得意技の肩車を警戒し、指導1つを受けながらも冷静に試合を進める。ともに決め手を欠いて延長戦に突入し、迎えた延長1分43秒、足技を仕掛けて相手の体勢を崩すと、すかさず足車で技ありを奪い優勝した。
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試合後の礼を終えると、モラエイは永瀬の手を掲げて勝利をたたえる。永瀬もモラエイの手を取り、祝福に応えた。
ひざのけがを克服してノーシードから勝ち上がり、リオデジャネイロ五輪の銅メダルを上回る金メダルを手にした永瀬は、試合直後のNHKとのインタビュー、「リオで悔しい思いをし、それから5年間はつらい時間のほうが多かったが、このためにやってきて本当によかった。自分の長所は気持ちで折れずに最後まで攻め抜く姿勢だと思っている。今大会、それが生かせてよかった」と喜びを語った。
フランスの旗手アグベニューが金メダル
女子63キロ級の田代は、ルーシー・レンシャル(イギリス)との2回戦は内股で技ありを奪って優勢勝ち。3回戦はアガタ・オズドボン=ブワフ(ポーランド)に小内巻込みで倒され、ビデオ判定で技ありが一本と認定され敗退した。日本女子は柔道競技4日目で初めてメダルなしで終わった。

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リオ五輪と同じ顔合わせとなった決勝は、アグベニェヌがティナ・トルステニャク(スロベニア)から延長戦37秒に隅落としで技ありを奪い、前回の雪辱を果たして金メダルを勝ち取った。
技が決まりアグベニェヌがトルステニャクに覆いかぶさった体勢のそのまま、2人は抱き合って健闘をたたえた。開会式でフランスの旗手を務めたアグベニェヌは、フランスに柔道で今大会初の金メダルをもたらした。
ウエイトリフティングの安藤が銅メダル
27日には東京国際フォーラムでウエイトリフティング女子59キロ級があり、安藤美希子が合計214キロを記録して銅メダルを獲得した。
バーベルを一気に頭上まで持ち上げる「スナッチ」と、鎖骨あたりまで持ち上げてから頭上に持ち上げる「クリーン&ジャーク」を3回ずつ試技し、それぞれの最高重量の合計で競った。安藤はスナッチの2回目で94キロ、クリーン&ジャークの3回目で120キロを挙げ、3位になった。

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郭婞淳(チャイニーズタイペイ)がスナッチ103キロ、クリーン&ジャーク133キロの合計236キロで金メダルに輝いた。郭はスナッチ、クリーン&ジャーク、合計の重量でいずれもオリンピック記録をマークした。
ポリーナ・グリエワ(トルクメニスタン)がスナッチ96キロ、クリーン&ジャーク121キロ、合計217キロで銀メダルを獲得した。
順位







