【東京五輪】 柔道男子73キロ級、大野が2大会連続金 女子57キロ級の芳田は銅

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画像説明, 大野将平

東京オリンピックは26日、日本武道館で柔道があり、男子73キロ級で大野将平が優勝し、2大会連続の金メダルを獲得した。女子57キロ級はノラ・ジャコヴァ(コソヴォ)が優勝し、芳田司は銅メダルだった。

リオデジャネイロ五輪金メダリストの大野は、初戦の2回戦でアレクサンドル・ライク(ルーマニア)に内股で一本勝ち。3回戦はビラル・チログルに横四方固めで一本勝ちを収めると、準々決勝はルスタム・オルジョフ(アゼルバイジャン)を内股の技ありと小内刈りの技ありの合わせ技による一本で破った。

準決勝はツォグドバータル・ツェンドオチル(モンゴル)をほぼ一方的に攻めながら技を決められず、ゴールデンスコア方式の延長戦へ。延長に入って53秒、右手を相手の背中へと深く差し込んで圧力をかけ、小外掛けで技ありを奪って勝利を決めた。

ラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)との決勝は、試合序盤から激しい組み手争いで小競り合いが続き、ともに決め手を欠いたまま規定の4分間を終えて延長戦に突入。延長でも一進一退の攻防が続き、大野が指導2つ、シャフダトゥアシビリが指導1つを受け、迎えた9分25秒、大野が支え釣り込み足で技ありを決め、2連覇を達成した。

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試合直後のNHKとのインタビューで大野は、「リオ五輪後の苦しくてつらい日々を凝縮したような一日だった。悲観的な思いと、不安でいっぱいの日々を昨年から過ごしてきた。(勝ち上がっていった)後半は厳しい戦いが続き、五輪で理想(の柔道)を体現する難しさを感じた」と語り、連覇をかみしめた。

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画像説明, 大野はオリンピック2連覇を達成した

コソヴォに2個目の金メダル

女子57キロ級の芳田は3回戦から登場し、盧童娟(中国)に一本背負い投げで一本勝ち。準々決勝は袖釣り込み腰の技ありでティムナ・ネルソンレヴィー(イスラエル)を破ったが、準決勝では優勝することになるノラ・ジャコヴァに対して押し気味に試合を進めながら、延長戦に入って2分2秒、小外掛けで技ありを奪われ負けた。

エテリ・リパルテリアニ(ジョージア)と対戦した3位決定戦は、1分2秒と3分16秒に得意の内股で技ありを決め、合わせ技による一本で銅メダルを獲得した。

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画像説明, 芳田はリパルテリアニとの3位決定戦で勝利した

芳田は試合直後のNHKとのインタビューで、「金メダルをめざしていたので悔しい。力が足りなかった」と涙を浮かべながら話した。

ジャコヴァとサラレオニー・シシケ(フランス)が対戦した決勝戦は、シシケが2分45秒に安全上の理由で反則負け(ダイビングという反則を取られた)となり、ジャコヴァの金メダルが決まった。ジャコヴァは女子48キロ級のディストリア・クラスニチに続いて、コソヴォに今大会2個目の金メダルをもたらした。

順位

(英語関連記事 Tokyo Olympics: Judo - Women's 57kg results