テニスの英マリー選手、全米はシングルス欠場 復帰戦で敗退

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テニスのアンディー・マリー選手(32、イギリス)は12日、今月26日から始まる全米オープンのシングルスに出場しないことを明らかにした。
マリー選手はこの日、米シンシナティで行われたウェスタン&サザン・オープンのシングルスに出場。今年初めに股関節の手術を受けて以来、初めてのシングルス試合だったが、4-6、4-6でリシャール・ガスケ選手(33、フランス)に敗れた。
英スコットランド出身で元世界ランキング1位、グランドスラムで通算3勝の実績を持つマリー選手は、慢性的な故障を抱える臀部(でんぶ)の手術を昨年1月に受けた後、回復が遅れて苦しんできた。
今年1月には涙ながらに引退の意向を示したが、7月のウィンブルドン選手権ではセリーナ・ウィリアムズ(37)と急きょペアを組んで混合ダブルスに出場し、シングルス復帰にも期待がかかっていた。
マリー選手は記者会見で、5セットマッチとなる全米オープンでのシングルス復帰はしたくないと考え、3セットマッチのシンシナシティ大会で様子を見てから決めたいと思っていたと話した。
また、ガスケ選手との試合前に全米オープンのワイルドカード(主催者推薦)出場を打診されたが、「本当はもっと直近までワイルドカードを維持して様子を見たかった。でもワイルドカードはきょう発表されるとのことで、試合前に決断を下せないと感じた」と述べた。
「試合後の感覚が分からなかったから、ワイルドカードを取りたくないと思った。また、いくつか試合をしてみて、次の日の回復具合を見てから決めたいと思った」
全米オープンにはダブルスと混合ダブルスで出場する意向だという。一方で、来週行われるウィンストンセーラム・オープンにはシングルスで出場する可能性があると述べた。
マリー選手はすでに、中国で行われる珠海オープンと北京オープンの2大会への参加を発表している。
シングルス復帰を目指して
現在、世界ランキング324位のマリー選手は、6月のクイーンズ・クラブ選手権から5回にわたって、ダブルスで各種大会に出場している。
しかし、マリー選手の最終目標は常にシングルスへの復帰だ。股関節の手術は大掛かりなもので、これを受けた後にシングルスに復帰したテニス選手はまだいない。
12日の試合では、マリー選手は笑顔でスマートフォンを掲げながらコートに姿を現した。動画を撮影しながらの入場は、シングルス復帰がいかにマリー選手にとって意味が大きいものかを物語っていた。

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ロジャー・フェデラー選手(スイス)、ラファエル・ナダル選手(スペイン)、ノヴァク・ジョコヴィッチ選手(セルビア)などと数々の決勝戦を戦ってきたマリー選手だが、この日はゆっくりとした立ち上がりで、いらだちもみられた。
第1セットの最初のサーブをダブルフォールトとし、このサービスゲームを落とした。その後2-2に持ち込むものの、手術をした右脚を使うコート左側への方向転換に苦しみ、再び引き離されてしまった。
一方のガスケ選手は第1セットを難なく取り、第2セットも最初のゲームをブレークした。マリー選手はこのセットもファーストサーブが思うように入らず、試合は1時間36分でガスケ選手の勝利となった。
ガスケ選手もそけい部の手術で今シーズンの前半4カ月を欠場していた。2回戦はドミニク・ティエム選手(オーストリア)と対戦する。










