【米大統領選2024】 ニューハンプシャー州予備選でトランプ氏勝利確実 ヘイリー氏は「選挙戦継続」表明

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今年11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者選びの第2戦となる北東部ニューハンプシャー州の予備選が23日あり、ドナルド・トランプ前大統領が初戦のアイオワ州に続いて連勝を確実にしたと米メディアが報じた。ニッキー・ヘイリー元国連大使は同日夜に支持者を前に演説し、選挙戦を継続すると誓った。
午後8時に投票が締め切られて間もなく、米メディアはトランプ氏の勝利が確実だと報じた。
開票率89%の段階でトランプ氏の得票率は55%と、ヘイリー氏(43%)をリードしている。
共和党の候補者指名争いは、15日にアイオワ州の党員集会でトランプ氏に大差をつけられて2位だった米フロリダ州のロン・デサンティス知事が21日、撤退を発表。トランプ氏とヘイリー氏の一騎打ちとなっている。
ヘイリー氏は23日夜、ニューハンプシャー州コンコードでの集会で、この日の予備選での敗北を認め、トランプ氏の勝利を祝福した。
一方で、共和党の大統領候補になるための戦いを、自身がかつて州知事を務めたサウスカロライナ州での予備選(2月24日)までは続けると誓った。
「ニューハンプシャー州は全米で最初の予備選」であり、「全米で最後の予備選ではない」とヘイリー氏は述べた。
「このレースはまだまだ続く。まだ何十州も残っている。そして次は、私の愛するサウスカロライナ州だ」

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ヘイリー氏にとって「ひどい夜」だとトランプ氏
トランプ氏はニューハンプシャー州ナシュアで「勝利演説」をし、同州は「素晴らしい」州だと述べた。
トランプ氏はまた、ヘイリー氏の演説をよく思っていない様子で、ヘイリー氏を「思い込みが激しい」とした。
さらに、ヘイリー氏は「とてもひどい夜を過ごしている」、負けたにもかかわらず「まだうろうろしている」と述べた。
「彼女はアイオワ州で勝ったようなふりをした」
「私は周囲を見回してこう言ったんだ。彼女は3位じゃなかったか?」
ヘイリー氏の陣営は、トランプ氏のこうした発言にすぐに反応。トランプ氏の演説は「激怒して暴言を吐く」ようなものだと反論した。
「そんなに調子がいいのなら、なぜトランプ氏はそんなに怒っているのか?」と、ヘイリー氏側は声明で述べた。

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ヘイリー氏側に選挙戦を終える心構えができていないとしても、ニューハンプシャー州の予備選でのトランプ氏の勝利は、共和党候補者指名争いがほぼ終わったことを意味すると、BBCのアンソニー・ザーカー北米担当編集委員は指摘する。
トランプ氏はヘイリー氏に10ポイント近くの差をつけて勝利する見通し。最近の世論調査で予想されていた20ポイント差には及ばなかったものの、現在の候補者指名レースの方向性を維持するには十分すぎる結果なはずだと、ザーカー記者はみている。








