プリゴジン氏、反乱後初めて動画で演説 アフリカに言及

画像提供, Telegram/Grey Zone
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏が21日、ロシアでの反乱以降で初めて、動画での演説を公開した。動画では、プリゴジン氏はアフリカにいるように思われる。
BBCは、この動画の撮影場所を特定できていない。
メッセージアプリ「テレグラム」のワグネル提携チャンネルに投稿された動画で、プリゴジン氏は戦闘服姿で、ワグネルがアフリカを「もっと自由にする」と語った。
動画の中でプリゴジン氏は、ワグネル派鉱物を探索したり、イスラム主義者や犯罪者と戦ったりしていると述べた。
「我々は働いている。気温は50度を超えているが、すべてが思い通りだ。ワグネルは偵察と捜索活動を行い、ロシアをすべての大陸でさらに大きくし、アフリカをさらに自由にする」
「アフリカの人々には正義と幸福を。イスラム国(IS)やアルカイダや悪者たちは、我々によって、悪夢のような日々を送っている」
また、戦闘員を募集していると話し、ワグネルは「今後も与えられたタスクをこなしていく。成功すると約束した」と述べた。
ワグネルは、ビジネス上の利益があるアフリカに、数千人の戦闘員を置いているとみられている。
戦闘員は、マリや中央アフリカ共和国などに滞在している。人権団体は国連は、ワグネル戦闘員がこれらの国で戦争犯罪を行っていると非難している。
イギリスは7月、中央アフリカ共和国で活動するワグネルの指導者2人に対し、民間人への拷問や殺人を行っているとして制裁を科した。
アメリカも、ワグネル戦闘員がアフリカでの不正取引で利益を得ていると非難している。
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7月にロシアのサンクトペテルブルクで行われたロシアとアフリカ諸国の首脳会議(サミット)で、プリゴジン氏は中央アフリカ共和国の代表と握手を交わしている姿が確認されている。
プリゴジン氏は6月の短期間の反乱を主導した後、目立った行動を避けていた。
この反乱でプリゴジン氏は、ロシアの軍高官の辞任を要求。わずか24時間のうちにロシア南部ロストフ・ナ・ドヌ市に5000人の部隊を送り込み、さらにモスクワへと迫った。
しかしその後、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の仲介を受けてロシア政府と交渉し、前進を止めた。
交渉では、プリゴジン氏に対する起訴が取り下げられたほか、プリゴジン氏自身はベラルーシへの移動が認められた。
ワグネルとロシア国防省の間には、ウクライナでの戦争をめぐって公然と内紛があった。プリゴジン氏は、ワグネルに弾薬を供給しなかったとして、国防省を繰り返し非難していた。
ウクライナ侵攻前には、ワグネルの戦闘員は推定約5000人とされていた。そのほとんどがロシアの退役軍人で、エリート部隊や特殊部隊出身だった。
しかしプリゴジン氏は6月、ウクライナ侵攻以降、戦闘員は2万5000人まで増えたと述べていた。









