トルコ南部で新たにM6.4の地震、3人死亡 213人負傷
6日に起きたマグニチュード(M)7.8の地震で壊滅的な被害を受けたトルコ南部で20日夜、新たにマグニチュード6.4の地震が発生し、3人が死亡した。救助隊は再び、がれきの下敷きになった人々の捜索にあたっている。
トルコの災害緊急事態管理庁(AFAD)によると、20日午後8時4分ごろにマグニチュード6.4が、その3分後にマグニチュード5.8の地震が発生した。
M6.4の地震の後、余震が32回続いたと、AFADは説明した。
トルコのスレイマン・ソイル内相は、3人の死者は南部アンタキヤやデフネ、サマンダで確認されたと説明した。倒壊の危険がある建物に入らないよう、内相は市民に呼びかけている。
トルコでは213人が負傷したという。
6日の地震ではこれまでに、トルコ南東部とシリア北部で合わせて4万4000人以上が死亡し、数万人が家を失った。
トルコとシリアでは20日の新たな地震で、すでに損傷を受けていた複数の建物が倒壊した。
トルコでは、6日の地震で倒壊を免れた多くの構造物が崩れ落ちた。橋は崩落し、道路の亀裂はさらに大きくなり、救助隊の移動が難しくなっている。
アンタキヤ市からの複数の報告によると、救急車や救助隊は、ひどく損傷した建物の壁が崩壊するなど、被害が最も甚大な地域に入ろうとしている。一方で街中は恐怖とパニックに包まれている。
「足元の大地が裂けるかと思った」と、地元住民のムナ・アルオマルさんは、7歳の息子を抱いて泣きながらロイター通信に語った。20日の地震発生時は、市中心部の公園に設置されたテントの中にいたという。
アリ・マズラムさん(18)は、6日の地震で亡くなった家族の遺体を探していた時に新たな地震が起きたと、AFP通信に語った。
「どうしたらいいか分からない(中略)みんな互いにしがみついていた。私たちの目の前で壁が崩れ落ち始めた」
隣国シリアでは、20日の地震で約470人の負傷者が病院を訪れたとされる。エジプトやレバノンでも揺れを感じたと報じられている。

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トルコ当局は6日の地震以降、6000回以上の余震を記録しているが、20日の揺れはこれまでのものよりはるかに強く感じたと、BBCの現地取材班は伝えている。










