17歳女性を救出、発生から10日後 トルコ・シリア地震

A teenage girl is pulled alive from the rubble

画像提供, Reuters

画像説明, アレイナ・オルメズさんはけがをしていたが、凍える寒さの中、地震発生から248時間後に救出された

トルコ・シリア地震の発生から10日たった16日、トルコ南部カフラマンマラシュで17歳の女性が救出された。

アレイナ・オルメズさんはけがをしていたが、凍える寒さの中、248時間生き延びた。

アレイナさんの叔父は救助隊ひとりひとりを抱きしめ、「絶対にあなたたちを忘れない」と涙ながらに語った。

しかし、こうした救出劇は非常にまれになっている。

トルコとシリアでの死者はこれまでに4万1000人を超えた。両国とも、行方不明者数は明らかにしていない。

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地元テレビ局TRTハベルは、アレイナさんは倒壊した集合住宅のがれきの中からゆっくりと救出されたと報じた。

救出作業に参加していた炭鉱労働者のアリ・アクドアンさんはAFP通信の取材で、「アレイナさんは健康そうだった。目を開けたり閉じたりしていた」と語った。

「私たちはこの建物で1週間活動してきた(中略)生存者を見つけた時は、猫でさえ、嬉しかった」

しかし、救出の喜びは長くは続かなかった。アレイナさんが助け出された後、現場にいた兵士が、遺体が見つかったので現場から立ち去るよう人々に命じた。

カフラマンマラシュでは前日にも、女性3人と子供2人が救出されている。

国連が新たな基金開始

国連は16日、10億ドルのトルコの被災者救援基金について、「緊急アピール」を開始した。

向こう3カ月で520万人を助けるもので、アントニオ・グテーレス事務総長は、支援を「急拡大」すると述べている。

シリアについては、政府が国連に2カ所の国境検問所の通過を許可して以降、100台以上のトラックが支援物資を載せ、被害のあった北西部に入ったとしている。

シリアへの支援にはテントや毛布、ヒーター、食料、衣料品、コレラの検査キットなどが含まれているという。