アメリカでもオミクロン株感染者を確認 南アからの帰国者

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アメリカで1日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染者が初めて見つかった。カリフォルニア州の保健当局が確認した。
疾病対策センター(CDC)は同日、感染者について、南アフリカから最近帰国したと説明した。ワクチン接種を完了しており、症状は軽く、自主隔離中だという。
アメリカはオミクロン株対策として、新たな渡航規制を予定している。
米メディアによると、入国者は近く、出発前24時間以内に受けたウイルス検査の陰性証明の提示が義務づけられる。
ジョー・バイデン大統領は2日に、検査をより厳しく義務づけることや、その他の追加対策について発表するとみられている。
23カ国で確認
バイデン氏は先月29日、オミクロン株について、「パニックに陥る原因になるようなものではない」との考えを表明。国内でロックダウンを実施することにはならないだろうと述べた。
世界保健機関(WHO)とアメリカは、オミクロン株を「懸念される変異株」(VOC)に指定している。ただ、感染力の強さやワクチンの効力については、まだ明らかになっていない。
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アメリカなどの国々は、アフリカの8カ国を対象に渡航禁止措置を取っている。対象国は南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、レソト、エスワティニ、モザンビーク、マラウイ。
保健分野の専門家は、渡航制限によってオミクロン株を分析する時間を稼げると指摘する。だが、南アフリカで先週確認された時にはすでに、オミクロン株は西ヨーロッパで広まっていたとする、新たな報告が出ている。
WHOによれば、オミクロン株は少なくとも23カ国で報告されている。イギリス、カナダ、欧州連合(EU)の数カ国などが含まれている。
米CDCのロシェル・ワレンスキー所長は1日、ホワイトハウスの記者会見で、オミクロン株の出現で「ワクチン、ブースター接種、予防対策の重要性が一段と強調されている」と述べた。












