中国、アジア太平洋地域の貿易協定に参加申請

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中国は16日、アジア太平洋地域の貿易協定への参加を申請したと発表した。地域内での立場を強める狙いがあるとみられる。
前日にはアメリカ、イギリス、オーストラリアが、安全保障の新たな協力体制を明らかにしていた。
中国が参加申請をしたのは、「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)」。もともとは、中国の影響力に対抗するためにアメリカが作ったものだった。
アメリカは2017年、当時のドナルド・トランプ大統領が離脱を決めた。
もとは中国への対抗が目的
中国の王文濤商務相はこの日、ニュージーランドのデイミアン・オコナー貿易相に書簡を送り、CPTPPへの参加を申請したと発表した。
ニュージーランドはCPTPPで事務局の役割を果たしている。
中国商務省によると、王氏とオコナー氏はその後、申請の次のステップについて電話で協議したという。
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CPTPPは当初、環太平洋経済連携協定(TPP)として発足。バラク・オバマ米大統領(当時)が、アジア太平洋地域で影響力を高める中国に対抗するための経済圏として打ち出したものだった。
トランプ政権によってアメリカが離脱すると、日本が協議をリード。CPTPPが設立された。
イギリスやタイも参加に前向き
CPTPPには、オーストラリア、カナダ、チリ、日本、ニュージーランドなど11カ国が参加している。
今年6月には、イギリスが正式にCPTPPへの参加交渉を始めた。タイも参加に前向きな考えを示している。
中国はCPTPPへの参加で、大きな経済効果を得ることになる。昨年11月には、14カ国が参加していた別の自由貿易協定「地域的な包括的経済連携(RCEP)」にも署名している。
RCEPは世界最大の通商圏で、韓国、中国、日本、オーストラリア、ニュージーランドなどが加わっている。











