【東京五輪】 女子マラソン、ケニア勢が金・銀メダルを独占

Peres Jepchirchir

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画像説明, 世界5位の記録をもつペレス・ジェプチルチルが金メダルを獲得した

東京オリンピックは7日、陸上女子マラソンが蒸し暑さの厳しい札幌市で開かれ、ケニア勢が金、銀メダルを独占した。

気温上昇が予想されたことから、スタート時間が午前7時から同6時に早められた。それでも気温が28度に上る中でレースは繰り広げられた。

終盤、ケニアのペレス・ジェプチルチルが、チームメートの世界記録保持者ブリジット・コスゲイを振り切り、2時間27分20秒で優勝した。コスゲイは16秒遅れでゴールし、銀メダルを獲得した。

銅メダルは、モリー・セイデル(アメリカ)とロナ・チェムタイ・サルピーター(イスラエル)の争いとなったが、残り5キロを切ったところでサルピーターが立ち止まり、セイデルが勝ち取った。

セイデルは2位のコスゲイに10秒差でフィニッシュ。マラソン3回目の挑戦で五輪メダリストになった。

Brigid Kosgei during the 2020 Olympic women's marathon

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画像説明, ブリジット・コスゲイ(中)や一山麻緒(その右)らが途中まで先頭集団を形成した

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イギリスと日本勢は

今年のイギリス王者のステファニー・デイヴィスは2時間36分33秒で39位。チームメートのステファニー・トウェルは68位(2時間53分26秒)、ジェシカ・ピアスキーは71位(2時間55分39秒)に終わった。トウェルは毎回異なる種目(2008年は1500メートル、2016年は5000メートル)での3回目の五輪出場だった。

日本勢は一山麻緒が2時間30分13秒で8位に入った。鈴木亜由子は19位(2時間33分14秒)、前田穂南は33位(2時間35分28秒)だった。

ケニアは、女子マラソンの世界記録トップ5のうち3人を占めるマラソン強豪国。ただこの日は、同国のルース・チェプンゲティッチが30キロ付近で先頭集団から遅れ出し、その後に棄権した。チェプンゲティッチは2019年、ドーハで高温と蒸し暑さの中で開かれた世界選手権を制していた。

マラソンと競歩は当初東京で開催予定だったが、暑さ対策のため札幌に会場が変更された。

この日は15人が途中棄権し、完走は73人だった。

順位