【東京五輪】 サッカー男子、日本が3連勝で予選突破 ラグビー男子はフィジーが金

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東京オリンピックのサッカー男子は28日、予選リーグ最終戦の8試合が各地であり、横浜国際総合競技場でフランスと対戦した日本は4-0で勝ち、3戦全勝として準々決勝進出を決めた。
予選リーグを突破するためには2点差以上の勝利が必要なフランスは、試合開始直後、MFアレクシ・ベカベカがミドルシュートを放つが、ゴールキーパー(GK)にキャッチされた。
1点差の負けでも準々決勝進出が決まる日本は、前半27分、FW上田綺世のシュートがGKに弾かれこぼれたところを、MF久保建英が詰めて先制ゴールを奪う。久保は南アフリカとの初戦から3試合連続ゴールとなった。
日本はさらに前半34分、追加点を奪う。ワンタッチのパス交換から中央を割り、上田がシュート。これが同じようにGKに弾かれ、そのこぼれ球をDF酒井宏樹が走り込んでシュートを決めた。
フランスは後半3分、ここまでの2試合で大会最多の4ゴールを奪っているFWアンドレ=ピエール・ジニャクがクロスボールに合わせて右足のボレーシュートを放つが、ゴール右に外れる。同20分には、敵陣左奥からのフリーキックをジニャクが蹴りゴール枠内に飛ぶが、鋭く反応したGKのスーパーセーブに防がれた。
日本はこの5分後、途中出場のMF三好康児がペナルティーエリア手前から左足で蹴り込み3点目を奪うと、終了間際にこれも途中出場のFW前田大然が決定的な4点目を決めた。
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「アグレッシブに戦った」
予選リーグを唯一3戦全勝で勝ち抜けた日本の森保一監督は、試合後のテレビインタビューで、「勝ちがほしいフランスに対して、圧力に負けずアグレッシブに戦い、勝利をつかみ取って決勝トーナメントに進もうと、選手たちが積極的にトライしてくれた。成果も課題もあった3連勝だった。いいところは伸ばし、悪かったところは改善して、決勝トーナメントに臨みたい」と述べた。
3試合連続ゴールの久保は、同じくテレビインタビューで、「しっかり守備をしてカウンターを狙おうとチームで確認していた。(最初にシュートを打った)上田選手へのパスは短くなってしまったが、こぼれ球を狙って詰めていた」と先制点を振り返り、3試合連続ゴールについては「試合前の準備とチームメイトとの連携。お互いの動きを把握して、たまたま自分が決めているだけ」と述べ、「ここからは一発勝負でなにがあるかわからない。しっかり1試合1試合勝っていきたい」と決勝トーナメントへの抱負を語った。
グループAは、札幌ドームで南アフリカを3-0で下したメキシコ(2勝1敗・勝ち点6)が日本(3勝・勝ち点9)に次ぐ2位で準々決勝進出を決めた。日本に敗れたフランス(1勝2敗・勝ち点3)は南アフリカ(3敗・勝ち点0)とともに敗退が決まった。
前回銀メダルのドイツが敗退
4チームすべてが1勝1敗で最終戦を迎えた大混戦のグループBは、横浜国際総合競技場でホンジュラスを6-0で破った韓国が2勝1敗・勝ち点6で首位に。札幌ドームでルーマニアと0-0で引き分けたニュージーランドは1勝1分け1敗・勝ち点4で2位となり、それぞれ準々決勝に勝ち上がった。ルーマニアも同じく1勝1分け1敗で勝ち点4を挙げたが、得失点差で及ばず敗退した。ホンジュラスは1勝2敗・勝ち点3で最下位に終わった。
ニュージーランドは初戦の韓国戦で、五輪のサッカー男子代表として初の勝利を挙げた。予選リーグも初めて突破した。
グループCは、埼玉スタジアム2002でアルゼンチンと1-1で引き分けたスペインが1勝2分け・勝ち点5で首位、宮城スタジアムでオーストラリアを2-0で下したエジプトが1勝1分け1敗・勝ち点4で2位となり、準々決勝に勝ち進んだ。アルゼンチンも同じく1勝1分け1敗で勝ち点4を挙げたが、得失点差で及ばず敗退した。オーストラリアは1勝2敗・勝ち点3で最下位だった。
アルゼンチンは、MFトマス・ベルモンテが終了間際の後半42分に同点ゴールを決めてスペインに食い下がったが、あと1点を奪って逆転することはできず、予選リーグ敗退に終わった。
グループDは、埼玉スタジアム2002でサウジアラビアに3-1で勝ったブラジルが2勝1分け・勝ち点7で首位。宮城スタジアムでドイツと1-1で引き分けたコートジボワールが1勝2分け・勝ち点5で2位となり、ともに準々決勝に勝ち上がった。ドイツは1勝1分け1敗・勝ち点4の3位、サウジアラビアは3敗・勝ち点0の4位で敗退した。
前回王者のブラジルは、英プレミアリーグのエバートンに所属し、初戦のドイツ戦でハットトリックを決めているFWリシャルリソンが1-1で迎えた後半31分に勝ち越しゴールを奪うと、終了間際にダメ押し点を決め、チームを勝利に導いた。
準々決勝進出には勝利が条件のドイツは、DFベンヤミン・ヘンリヒスが後半22分にオウンゴールで相手に先制点を献上。その6分後にMFエドゥアルド・レーベンがフリーキックを直接決めて同点とし、その後はコートジボワールを攻め立てたがあと1点が遠く、リオ五輪銀メダルのドイツが予選リーグで姿を消した。
31日の準々決勝は、茨城カシマスタジアムで日本とニュージーランド、宮城スタジアムでスペインとコートジボワール、埼玉スタジアム2002でブラジルとエジプト、横浜国際総合競技場で韓国とメキシコが対戦する。
ラグビーはフィジーが連覇
一方、ラグビー7人制は28日、男子の決勝があり、フィジーが27-12でニュージーランドを破って、2大会連続の金メダルを獲得した。
前回銀メダルのイギリスは3位決定戦に臨んだが、12-17でアルゼンチンに敗れ、メダルを逃した。
日本は11、12位決定戦で韓国と対戦。31-19で勝って11位となった。
順位
(英語関連記事 /Tokyo Olympics Results)










