ツイッター、米共和党議員のアカウントを一時凍結 新型ウイルスの誤情報拡散で

Marjorie Taylor Greene holds a press conference outside the US Capitol in June 2021

画像提供, Reuters

画像説明, 共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員

ツイッターは19日、新型コロナウイルスに関して「誤解を生む」情報を投稿したとして、共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員のアカウントを一時的に凍結した。

グリーン議員のアカウントは、12時間「閲覧のみ」となる。

同議員はこれまで、ワクチン接種やマスク着用を強く批判してきた。

6月には、マスク着用ルールがナチス・ドイツによるユダヤ人への扱いに似ていると発言し、謝罪している。

19日の行った2件のツイートでは、ワクチンは必要ないものだと発言。また、新型ウイルスは肥満でない65歳未満の人には危険なものではないと述べた。

どちらの投稿も削除はされていないものの、「誤解を招く情報」というラベル付けがされている。

グリーン議員は4月にもアカウントが凍結されたが、この時はツイッターが自動モデレーションシステムの誤作動だったとして、凍結を解除した。

今回の一時凍結についてグリーン議員は、ツイッターがホワイトハウスの支援の下、表現の自由を攻撃していると反発。

ニューヨーク・タイムズに掲載した声明で、「テクノロジー大手はバイデン政権の指示に従って我々の声を制限し、国の承認を得ていないメッセージの拡散を防ごうとしている」と述べた。

動画説明, 新型コロナウイルスのワクチン、安全性をめぐる誤情報の間違いを説明

民主党のジョー・バイデン大統領は先週、ソーシャルメディア各社に新型ウイルスやワクチンに関する誤情報の拡散への対応を強化するよう求めていた。

バイデン大統領は記者団に対し、「誤情報が人々を殺している」、「パンデミックが起きているのはワクチンを打っていない人の間だけだ」と述べた。

アメリカの保健当局は、現在の流行の波はワクチンを打っていないコミュニティーを直撃していると警告している。

ツイッターは、誤情報を拡散するユーザーアカウントの停止を繰り返し行っており、3月には新しい運用ルールも発表した。

このルールでは、2回目と3回目の違反は12時間の、4回目の違反は1週間のアカウント停止となる。5回違反すると凍結措置となる。

米ソーシャルメディア各社は今年1月、ドナルド・トランプ前大統領の支持者による米連邦議事堂襲撃事件を受け、トランプ氏のアカウントを相次ぎ凍結した。