盗まれたピカソの絵画、ギリシャ・アテネ近郊で発見

Collage of Picasso Woman's Head and 1905 Mondrian painting

画像提供, National Art Gallery

画像説明, 盗難から9年後に発見されたピカソとモンドリアンの絵画

9年前にギリシャで盗まれていたスペインの画家パブロ・ピカソなどの絵画が、首都アテネ近郊の山あいで隠されていたのが発見された。

アテネ警察は28日、ピカソの「女の頭部」(1939年)を発見したと発表。オランダの抽象画家ピエト・モンドリアンが1905年に制作した風車の絵も同時に見つかった。

この2点ともう1点の絵画は2012年、ギリシャ国立美術館から盗まれた。早朝のわずか数分の間に、絵画が額縁から取り去られた。

ロイター通信は匿名希望の警察官の話として、アテネ近郊の山あいで隠されていた絵画が見つかった後、ギリシャ国籍の男1人が逮捕されたと伝えている。

ギリシャの警察は数カ月前、この絵画がまだ国内にあるとみていると発表していた。

今回取り戻されたピカソの作品は、独特のキュビズムの手法で女性を描いたもの。ギリシャがナチス・ドイツに対抗したことを称賛し、1949年にピカソ本人が国立美術館に寄贈したという。

一方、モンドリアンの絵画は、盗難のあった当日、犯人らが逃亡中に美術館に落としていた。