英マリー、全米テニスで4大大会に復帰 西岡に逆転勝ち

画像提供, Reuters
テニスの全米オープンは1日、男子シングルス1回戦があった。けがに苦しんだアンディ・マリー(イギリス)が4大大会シングルスへの復帰を果たし、西岡良仁(日本)に劇的な逆転勝ちを収めた。
33歳のマリーは、最初の2セットを落としたが、4-6、4-6、7-6(7-5)、7-6(7-4)、6-4で、4時間39分にわたった接戦をものにした。
4大大会で3度優勝し、元世界ランク1位のマリーが主要大会のシングルスでプレーしたのは、昨年1月の全豪オープン以来。同大会の後、臀部(でんぶ)の手術を受け、引退も覚悟していると話していた。
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この日の滑り出しは、動きに精彩を欠き、精神的にも消沈した様子だった。しかし徐々に闘志を燃やし、マッチポイントをしのいで逆転勝利した。
2回戦では第15シードのフェリックス・オジェ=アリアシム(カナダ)と対戦する。
マッチポイントをクロスで乗り切る
この試合の最初の2セットでは、マリーは5つのダブルフォルトと30のアンフォーストエラー(自らのミスによる失点)を犯しても自らを責めることもせず、負けを受け入れているかのようだった。
しかし、第3セットの終盤になってやる気の高まりが見え、声が出始めた。タイブレークに入ると、フォアハンドの強打でセットポイントを2つ獲得。西岡がバックハンドをネットにかけると、マリーは「カモン!」と、トレードマークとなっているかけ声を張り上げた。
第4セットは5-6となり、西岡にマッチポイントを握られたが、バックハンドのクロスを決めて乗り切った。
最終セットは第5ゲームを西岡にブレークされたが、マリーはバックハンドの見事なロブでブレークバック。マッチポイントでは西岡がバックハンドを外し、勝負が決した。マリーが2セットダウンから逆転勝ちしたのはこれで10度目となった。
「再燃焼装置をオンに」
マリーは試合後、「疲れた。つま先の具合が悪かったと思う」と述べた。この日は第5セットの初め、つま先の治療を受けていた。「足の親指がかなりやられた。体はうまく動いた」。
「序盤、長い試合になることを心配した。しばらく経験していなかったからだ」
「ペースを確かめながらプレーした。2セット取られた後、再燃焼装置をオンにして、なんとか勝つことができた」











