【2022年サッカーW杯】 メッシ「今大会が最後」 18日の決勝ではエムバペと得点王も争う

Lionel Messi

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画像説明, アルゼンチンのメッシは今大会が最後のW杯になると述べた

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は、18日午後6時(日本時間19日午前0時)に決勝が行われる。フランスが連覇を達成するのか。それともアルゼンチンが勝ち、これが最後のW杯だと明言したリオネル・メッシ(35)が自身初の優勝を果たすのか。

フランスは、ここまで5得点のキリアン・エムバペ(23)を中心に、W杯で60年ぶりとなる2大会連続優勝を目指している。過去に連覇したのは、イタリア(1934、1938年)とブラジル(1958、1962年)だけだ。

一方、アルゼンチンは3回目の優勝を狙っている。今大会は初戦でサウジアラビアに敗れ、衝撃が広がったが、その後は持ち直して勝ち進んだ。決勝はこれで6回目。

「次の大会まではできない」

アルゼンチンの主将メッシは、世界年間最優秀選手賞(バロンドール)を最多の7回受けるなど、史上最高のサッカー選手とも評される。チャンピオンズリーグで4回、スペインとフランスのトップリーグで計11回優勝。昨年はアルゼンチン代表としてコパ・アメリカも制覇した。

そのメッシが一度も経験していないのが、サッカー界最大の栄誉とされるW杯での優勝だ。2014年ブラジル大会は決勝まで進んだが、ドイツに敗れ一歩及ばなかった。

2016年6月には、メッシはいったん代表引退を表明。しかし2カ月後に撤回した。5回目でこれが最後の出場だとしているW杯で、悲願の達成を望んでいる。

18日の決勝は、メッシにとってW杯通算26試合目になる。出場すれば、男子の出場最多記録を樹立する。

「W杯の旅を決勝で終えられて、最後に決勝でプレーできて、とてもうれしい」とメッシは話した。

「次の大会までは何年もある。それまでできるとは思わない。このように終えられるのは素晴らしいことだ」

「(決勝では)これまで同様、チームとしてベストを尽くす。今度こそ本当に優勝するために」

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マラドーナ氏との比較は決着するか

決勝では、得点王(ゴールデンブーツ)争いも注目される。エムバペとメッシが現在、5得点でトップで並んでいる。

メッシは今大会でも得点したことで、W杯4大会でゴールを決めたアルゼンチン唯一の選手となった。総得点は11点で、同国の個人最多記録となっている。

メッシの代表デビューは2005年で、18歳の時だった。以来、172試合に出場し、97ゴールを記録している。

メッシは、アルゼンチン代表だったディエゴ・マラドーナ氏(故人)と比べられ、「どちらが史上最高のサッカー選手か」という議論の的にされることも多い。

BBCスポーツの解説者で、元イングランド代表の主将を務めたアラン・シアラー氏は、その議論において、18日の決勝は重要な意味をもちうると話す。

「メッシがこのW杯で優勝すれば、彼ということになるかもしれない。2人に差をつけていたのは、W杯での優勝経験の有無だった。マラドーナはW杯で優勝している。もしメッシが今回優勝したら、私の見方は変わるだろう」