テニス全米女子、ガウフが初優勝 ついに4大大会でタイトル

coco gauff celebrates

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画像説明, 全米オープンで優勝し、念願のビッグタイトルを手にしたガウフ。4大大会の決勝進出は2回目だった

テニスの全米オープンの女子決勝が9日あり、アメリカのコリ・ガウフ(19、愛称「ココ」)が、ベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカ(25)に2-6、6-3、6-2で逆転勝ちし、初のグランドスラム(4大大会)のタイトルを獲得した。

全米オープンでアメリカの10代が優勝したのは、1999年のセリーナ・ウィリアムズ以来。ニューヨークのアーサー・アッシュ・スタジアムの観客は歓喜した。

ガウフ(第6シード)は、15歳で出場した2019年のウィンブルドンでベスト16まで勝ち進み一躍注目を集めた。そして、いずれグランドスラムを制覇すると期待を集めてきた。

昨年の全仏オープンでは決勝まで勝ち進んだが、あと一歩及ばなかった。今年7月のウィンブルドンでは1回戦で敗れ、失意を味わった。

しかし、ストロークに自信を取り戻すと、調子がよくなくても試合をひっくり返せるという強い信念を持つようになった。

それが、この日のサバレンカ(第2シード)との決勝で、粘り強さを生んだ。

ガウフはセットカウント1-1で迎えた第3セット、最初のマッチポイントでバックハンドのウィナー(相手がラケットで触れられないボール)を決めた。

直後にコートに倒れ込むと、両手で顔を覆った。

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「喜びはひとしお」

ガウフは試合後、「今はちょっとしたショック状態にある」と心境を説明。「神が私に試練や苦難を与え、それによって喜びがひとしお大きくになったように感じている」と付け加えた。

そして、「この瞬間に感謝している。言葉にならない」と述べた。

11日に発表される最新の世界ランキングでは、ガウフは自己最高の3位に上昇する。

ウィンブルドンで敗れて以降、ガウフは19試合して18勝となった。今回の優勝で、自己最多の12連勝を記録した。

サバレンカは世界1位に

一方のサバレンカは、「彼女は信じられないような動きをしていた」、「私は第2セットで多分、考えすぎて、パワーを失い始めた。彼女の動きはよくなり、私は簡単なショットもたくさんミスし出した」と振り返った。

この試合、サバレンカのアンフォーストエラー(自らに原因があるミス)は46本で、ウィナー(24本)を上回った。

サバレンカは敗れはしたものの、世界ランクで初めて1位になることが決まっている。