ロシア北西部の空港にドローン攻撃、軍用輸送機が損傷=報道

FOUR IL-76 TRANSPORT PLANES DAMAGED IN DRONE ATTACK

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画像説明, 輸送機「イリューシン76」

ロシアの複数の報道によると、同国北西部プスコフの空港で29日夜から30日未明にかけ、ドローン(無人機)による攻撃があり、軍用輸送機が損傷した。

タス通信は当初、救急当局の話として、輸送機「イリューシン76」4機が被害を受けたと報じた。うち2機は「炎上」したと伝えた。

国営RIA通信もその後、2機が炎上したと伝えた。

プスコフのミハイル・ウェデルニコフ市長はメッセージアプリ「テレグラム」で、ロシア軍が攻撃を撃退したと説明。大規模な火災の様子を映した映像を投稿した。映像には爆発音も入っている。

また、「初期情報では犠牲者は出ていない」とした。

ウクライナはこの件についてコメントを出していない。ロシア国内への攻撃について、ウクライナが発表することはめったにない。

プスコフはウクライナ国境から約600キロ離れており、エストニアに近い。プスコフ州では今年5月にもドローン攻撃があった。

Footage of attack

画像提供, Telegram

画像説明, プスコフのミハイル・ウェデルニコフ市長が投稿した、ドローン攻撃とされる映像の一部

ウクライナはここ数週間、ロシア国内を標的とした、爆発物を積んだドローン攻撃を繰り返しているとみられている。

ウクライナはこれらのドローン攻撃に関与したとはしていないが、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は以前、「戦争は徐々にロシア領に戻りつつある。ロシアにとって象徴的な中心地や軍の基地へ。これは不可避で自然で、まったく公平なプロセスだ」と述べた。

一方ロシア軍は、30日午前0時ごろに黒海での作戦で、最大計50人の兵士を乗せたウクライナ船4隻を破壊したと発表した。ウクライナは直ちにはコメントしなかった。

ロシア軍はまた、南部ブリャンスクで3機、中部オリョールで1機、ウクライナのドローンを撃墜したと発表した。

タス通信は、モスクワのヴヌコヴォ国際空港の上空が封鎖されたと報じている。