北朝鮮が2回目の偵察衛星打ち上げに失敗、太平洋に落下

North Korea's second attempt to put a spy satellite into space has failed

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北朝鮮の国営メディアは24日、2回目となる偵察衛星の打ち上げが失敗したと発表した。

韓国は、同日午前3時50分にロケットの発射を確認。ロケットは、中国と朝鮮半島の間に位置する黄海の国際水域の上を通過した。

日本の防衛省によると、ロケットはその後、沖縄本島などの上空を通過し、太平洋に落下した。

日本ではこれを受け、全国瞬時警報システム(Jアラート)が発動し、屋内への避難が呼びかけられた。警報は20分で解除された。

岸田文雄首相は、「こうした行為は国連安保理決議違反であり、すでに厳重に抗議している」と述べた。

米国務省は声明で、北朝鮮は「これ以上の威嚇(いかく)的な行動」をやめ、真剣な外交に取り組むべきだと述べた。

北朝鮮の最高指導者である金正恩総書記にとって、襲い来る攻撃を監視し、より正確に自分の攻撃を計画できる偵察衛星は、何としても手に入れたいものになっている。

同国の宇宙開発局は、10月に再び打ち上げを行うとしている。

北朝鮮政府にとって今回の失敗は残念なことではあったが、進展もあったようだ。

国営の朝鮮中央通信(KCNA)はこの失敗について、「第3段階飛行中の緊急発破システムのエラー」とし、「大きな問題ではない」と説明した。

また、偵察衛星を乗せたロケットは前回よりも遠くまで飛んだとみられる。北朝鮮の政府関係者は、5月の1回目の打ち上げの失敗は「最も重大な欠陥」だったとして、再試行を誓っていた。

金総書記はこの実験を、おそらく成功するまで続けるだろう。金総書記はすでに、アメリカとの対話の申し出をすべて拒否しながら、兵器開発計画を進めている。

先には米ワシントンで、歴史的な日米韓首脳会議が行われたばかり。また、米韓は毎年恒例の合同軍事演習を開始している。