スーダン首都で空爆、子ども5人含む17人が死亡 72時間停戦へ

Deadly airstrike in Sudan

画像提供, Reuters

画像説明, スーダンの首都ハルツームでは空爆が続いている

国軍と準軍事組織「迅速支援部隊(RSF)」の戦闘が続くスーダンで17日、首都ハルツームで国軍による空爆があり、子供5人を含む17人が死亡した。

空爆があったのは人口密度の高いヤルムーク地区で、住宅25棟が破壊されたという。

16日には国軍司令官が、RSFに対する攻撃を激化させると警告したばかりだった。

現在の衝突は4月15日に始まった。背景には、軍トップで実質的な大統領のアブドゥル・ファッターハ・ブルハーン将軍と、RSFを率いるモハメド・ハムダン・ダガロ司令官(「ヘメティ」の名で知られる)が、国政の方向性と民政移管をめぐって対立していることがある。

RSFは6月初め、兵器工場などがあるヤルムーク地区全域を占領したと主張していた。

17日午後には、サウジアラビアとアメリカの仲介を受け、双方が72時間の停戦に合意。18日午前6時から開始される見込みだ。これまでも停戦の試みが何度も行われているが、いずれも失敗に終わっている。

一連の戦闘による正確な死者数を把握するのは難しいが、1000人は超えているとされる。これには、戦闘に巻き込まれた多くの民間人が含まれている。

現地の医師や病院は手薄になり、対応に苦慮している。

RSFは、ヤルムークに加え、マヨ地区やマンデラ地区でも民間人を標的にした攻撃があったと主張。国軍はこれについてコメントしていない。

また西部ダルフール地方でも、20年来の紛争が復活している。

国連によると、この紛争で約220万人が国内の別の場所に移動を余儀なくされた。また、50万人がチャドなどの近隣諸国に避難している。