ウクライナ首都キーウへの攻撃相次ぐ 多数のミサイルとドローン

画像提供, Reuters
ウクライナの首都キーウが16日未明、ロシアによる相次ぐ砲撃を受けた。3人が負傷したという。首都への攻撃は今月で8回目。
ミサイルとドローンの両方による攻撃は、「異例なほど密度の濃いもの」だったと、ウクライナ政府関係者は話した。
ソーシャルメディアに投稿された動画には、防空システムが首都上空でミサイルを迎撃した様子が映っている。
午前2時半から空襲警報が鳴り始め、2時間続いた。
ウクライナ軍のヴァレリイ・ザルジニー総司令官によると、ロシア軍は北と南と東からキーウを攻撃。海上と陸地から計18発のミサイルをキーウへ放ったが、ウクライナ側はそのすべてを迎撃したという。
キーウの軍当局トップを務めるセルヒイ・ポプコ氏は、「最短の時間で最多の数のミサイル攻撃」が続いたと話した。「初期段階の情報によると、キーウ上空に入った敵の標的の大多数は探知され、破壊された」という。
迎撃ミサイルの破片落下を警戒して、建物の窓から離れるよう政府は警告した。
キーウのヴィタリ・クリチコ市長は、市内の動物園を含めた市中心部にもロケット砲の破片が落下したと話した。
国際空港などがあるソロミヤンスキー地区が、最も被害を受けたという。
ポプコ氏によると、住宅ではないビルから出火したものの、鎮圧された。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は13日のイタリア訪問を皮切りに、ヴァチカン、ドイツ、フランス、イギリスを歴訪しており、数十億ドル規模の軍備供与の約束を取り付けている。
昨年2月24日にロシアがウクライナ侵攻を開始して以来、民間人と戦闘員の死傷者は数十万人に上るとされる。複数の市町村が破壊され、820万人近いウクライナ人が欧州内で難民として登録されている。そのうち280万人はロシア国内にいる。











