チャールズ国王夫妻の戴冠式の招待状公開 カミラ王妃は「クイーン」と

画像提供, Hugo Burnand/Buckingham Palace
イギリス王室は4日、5月6日に予定されているチャールズ国王夫妻の戴冠式の招待状を公開した。公式の場で初めて、カミラ王妃に「クイーン(Queen)」の称号が使われた。
招待状は、「国王チャールズ3世とカミラ王妃(Queen Camilla)の戴冠式」と書かれている。招待状と併せ、英王室は国王夫妻の最新の公式写真も公開した。
カミラ王妃は18年前に、皇太子時代のチャールズ国王と結婚した。通常は夫の即位に伴い、妻の呼称も自動的に「王妃(クイーン・コンソート、Queen Consort)」になる。「Queen Consort」は王の伴侶を意味し、呼称は「Queen」。
だが、2人が結婚に至った経緯には国民の間にさまざまな思いがあり、肩書についても多くの意見があった。「プリンセス・コンソート(Princess Consort)」と呼ばれるのではないかとの憶測もあった。
しかしエリザベス女王は昨年2月、チャールズ皇太子が王に即位した際にはカミラ夫人(当時)に「王妃」の肩書を使ってもらいたいと述べた。これにより、「カミラ王妃(Queen Camilla)」という呼称が決定した。
王室関係者は、これまでは故エリザベス女王(Queen)と区別するため、カミラ王妃を「Queen Consort」と呼んでいたが、正式な呼称を「Queen」に変えるのに戴冠式は「適切な時期」だろうと述べている。


戴冠式の招待状には再生紙が使われている。また、国王の長年の環境保護活動を反映し、装飾には民間伝承の「グリーンマン」が、ツタ、サンザシ、カシの葉などで描かれている。
国王夫妻の公務を管理するバッキンガム宮殿は、春と再生の象徴であり、新しい治世を祝う意味が込められていると説明している。
招待状のデザインは、イラストレーターのアンドリュー・ジェイミーソン氏が手掛けた。国章とカミラ王妃の紋章に加え、野花や鳥、昆虫といった自然界のモチーフが取り入れられている。
この招待状は、約2000人の招待客に送られる予定だ。
しかし、米カリフォルニア州に住んでいるサセックス公爵ハリー王子とメガン妃が出席するかはまだ分かっていない。
米大統領夫人が出席へ
ジョー・バイデン米大統領は4日、チャールズ国王と電話会談し、戴冠式にはファーストレディーのジル・バイデン氏がアメリカ代表として出席すると伝えた。
米ホワイトハウスは声明で、「大統領はまた、将来イギリスで国王と会談したいとの意向を伝えた」と明らかにした。
チャールズ国王は先週、即位後初の公式外国訪問でドイツを訪れた。しかし現在は、戴冠式の準備に注力している。
戴冠式には、チャールズ国王の孫であるジョージ王子と共に、カミラ王妃の孫たちも付き添い役として参加することが分かっている。

画像提供, PA Media







