エドワード英王子が新たなエディンバラ公に 故フィリップ殿下が長く保持した爵位

Prince Edward

画像提供, PA Media

画像説明, 新たにエディンバラ公となったエドワード英王子

イギリス国王チャールズ3世は10日、弟のエドワード王子にエディンバラ公爵位を授けた。英王室バッキンガム宮殿が発表した。

エドワード王子は、故フィリップ殿下と故エリザベス女王の第4子で、王位継承順位は第13位。今回、59歳の誕生日に合わせてエディンバラ公となった。

エディンバラ公爵位はフィリップ殿下と強く結びついている。フィリップ殿下は1947年、エリザベス女王との結婚時に同爵位を授けられ、2021年に亡くなるまで70年以上、保持していた。

バッキンガム宮殿は声明で、「新たなエディンバラ公爵夫妻は誇りをもって、あらゆる経歴の若者たちが、その可能性を最大限に発揮できるよう、機会を与えるというフィリップ殿下のレガシーを引き継ぐ」と述べた。

BBC

画像提供, PA Media

画像説明, 故フィリップ殿下とエドワード王子、2012年に撮影
Presentational white space

より重要な役割も

エドワード王子は、今年5月のチャールズ国王の戴冠式にフィリップ殿下とつながりの深い称号で参加することになる。

エディンバラ公は特別な爵位だが、土地や収入は付随していない。また、世襲制ではないため、エドワード王子が亡くなった後には子供たちではなく、別の主要王族が引き継ぐことになる。

第3子のヨーク公アンドリュー王子が公務から退いているため、今後もエドワード王子により重要な役割があてがわれる可能性があるという。

イギリス議会は昨年の時点ですでに、第2子のアン第一王女とエドワード王子に、国王の公務を代行できる「Counsellor of State(国務参事官)」の地位を与えるよう、法改正を行っている。

エドワード王子がこれまで保持していたウェセックス伯爵位は、息子のセヴァーン子爵ジェイムズ氏が受け継ぐ。娘のレイディー・ルイーズ・ウィンザーの称号に変更はない。

新たなエディンバラ公とソフィー公爵夫人はこの日、スコットランドの中心都市エディンバラを訪問。ウクライナ難民を支援してきたボランティアを激励するイベントに参加した。

一方、反君主制の活動家らは、「誕生日プレゼント」として爵位を与える前に「エディンバラ市民の意見」を考慮すべきだったと批判している。