【2022年サッカーW杯】 カタールで開幕、史上初めて開催国が開幕戦で敗れる

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サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会が20日、開幕した。大会史上初めて、開幕戦で開催国が敗れた。
カタールでの開催をめぐっては、同国の人権状況や、スタジアム建設に携わった外国人労働者に多くの死者が出たこと、LGBT(性的少数者)への対応への懸念などから、批判の声が上がっている。そうした中でのW杯の開幕となった。
それでも、開会式と開幕戦が開かれたアル・バイト・スタジアムの外では、開幕数時間前から興奮が広がっていた。

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開幕戦では、グループAのカタールとエクアドルが対戦。エクアドルのFWエネル・ヴァレンシアが前半、PKとヘディングでゴールをあげ、エクアドルが2-0で勝利した。
地元カタールを応援していた観客には、ハーフタイムで会場を後にする人も多かった。後半は、空席が目立つ中でのプレーとなった。
開催国でグループリーグを突破できなかったのは、2010年大会の南アフリカだけだ。カタールは残り2試合も厳しい内容が予想され、決勝トーナメントに進めない2番目の開催国となる可能性がある。

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開会式に米俳優や韓国歌手
開幕戦に先立ち、ベドウィン(遊牧民)のテントを模した形の同スタジアムでは、開会式が催された。
米俳優モーガン・フリーマンさんが登場し、まれな尾部退行症候群で生まれつき下半身が形成不全のガニム・アル・ムフターさんはイスラム教の聖典コーランを朗読した。
世界的に人気の音楽グループ「BTS」のスーパースター、ジョングクさんもステージに現れ、カタールの歌手ファハド・アル・クバイシさんと共に大会公式ソング「ドリーマーズ」を歌った。

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首都ドーハの大会関連のイベント「ファンフェスティバル」には、この日を待ちわびた多くの人たちが、大型スクリーンで試合を見ようと集まった。数千人もが押し寄せたため、キックオフの1時間前には会場に入れなくなった。
その後も近くの地下鉄駅から多くのファンたちがファンフェスティバルに向かったが、別の大型スクリーンがある場所へと移動するよう指示された。
アル・バイト・スタジアムで取材したBBCスポーツのアレックス・キャプスティック記者は、開会式について、会場も内容も目を奪うものだったと報告。
開会式でカタールの首長はあらゆる信条を持つ人々を歓迎したが、開幕前に高まった同国への批判については言及しなかったと伝えた。
また、取材したカタールの人々も、ネガティブな話題には触れたがらず、誇りと興奮に浸っていたとした。

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