米・イスラエルの攻撃が学校直撃とイラン、少なくとも108人殺害と

画像提供, Reuters
ゴンチェ・ハビビアザド・BBCペルシャ語記者、ロバート・グリーンオールBBC記者
イラン南部の現地当局は2月28日、現地の学校で発生した爆発のため、少なくとも108人が死亡したと明らかにした。
これは、アメリカとイスラエルがイランに対して大規模な空爆を開始した際に起きた。
イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、これは「野蛮な行為」で、「侵略者によって犯された数えきれない犯罪の記録に、新たに黒い1ページを加えるものだ」と述べた。
アメリカとイスラエルは、学校への攻撃について認めていない。学校は、今回の攻撃の標的となったイラン革命防衛隊(IRGC)の基地から、約600メートルの位置にある。
現地当局者によると、ホルモズガン州ミナブにあるこの学校は、「3回にわたりミサイル攻撃の標的にされた」という。
イラン赤新月社は、空爆により国内全体で少なくとも201人が死亡し、747人が負傷したと述べた。
ジュネーヴにいる赤十字・赤新月の関係者は、学校での事態を出来事を受けて、対応チームを派遣したと述べた。
BBCは爆発後の映像を検証。建物からは煙が上がり、近くに群衆が集まり、人々がパニックに陥り、叫ぶ声が聞こえる様子が確認できる。
しかし、BBCは死者数を独自には確認できていない。外国の報道機関はイランへのビザ(査証)を拒否されることが多く、このため現地での情報収集が大きく制限されている。
イランのソーシャルメディア・ユーザーたちは、学校が攻撃されたという情報に強く反発している。
国外在住のイラン人で、イランへの軍事介入に反対する人は、「この戦争の最初の犠牲者は、ミナブでミサイル攻撃を受けた40人の少女たちだ。あなたたちは、こんな戦争を応援しているのか?」と書いた。
一方で、イランの支配体制への深い不信感から、公式発表を信じないイラン人も多い。一部のイラン人は、学校攻撃の責任は体制にあると非難している。
書き込みをした一人は、「体制が直接学校を攻撃したのではないとしても、ミナブで子どもたちが死亡した責任はイスラム共和国にある」と主張。「住民には避難所がない。インターネットは遮断され、電話も通じず、子どもを学校に行かせるなという警告もなかった。この状況では、自宅に留まるというのが最低限の条件のはずだ」。
ミナブが攻撃されたのは、アメリカとイスラエルが28日を通じて、イラン各地の都市に対する波状攻撃を続けていた最中でのこと。
ドナルド・トランプ米大統領は、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師と多くの幹部が殺害されたと主張しているが、攻撃はさらに続くと思われる。








