英ドーヴァーの移民施設、爆発物投げ込まれる 容疑者自殺か

画像提供, Reuters/Peter Nicholls
イギリス南部ドーヴァー港にある内務省の移民センターで30日、爆発物が投げ込まれ、中にいた2人が軽傷を負った。付近ではその後、容疑者の男性が死体で発見された。
警察などによると、爆発物は2、 3個投げ込まれた。目撃者はガソリン爆弾だったと話しているという。
事件後まもなく、近くのガソリンスタンドで、容疑者が死んでいるのが見つかった。この人物の車からは別の爆発物が発見され、爆発物処理班が安全に処理した。
捜査に当たっているケント警察は、現時点ではテロ事件とはしていない。
スエラ・ブラヴァマン内相は、「痛ましい」事件だと述べた。

画像提供, PA Media
事件を目撃したロイター通信のカメラマンは、花火を付けたガソリン爆弾を男性が投げ込み、その後に自殺したとしている。
ドーヴァー選出のナタリー・エルフィック下院議員(保守党)も、容疑者は自殺したと理解していると述べた。
同議員はまた、動機は今のところ不明だが、この移民センターは「よく知られた施設」だと、LBCラジオで述べた。
このセンターは、英仏海峡をわたって小型船でイギリスに到着した人々を、約30キロ離れたケント州マンストンにある亡命申請者の手続きセンターに移送する前に収容している。
事件後もドーヴァーのこのセンターは機能しているが、警察は安全のためとして、収容者ら約700人をマンストンの施設に移動させた。
エルフィック議員によると、ドーヴァーでは到着する移民の数が増えていることから、「緊張が高まっている」という。
「ドーヴァーのセンターの安全について、私は以前から懸念を表明している」と同議員は説明。「移民受け入れセンターの立地として、ここは適切とは思えない。ドーヴァーは、非常に交通量が多い開かれた港だ」と述べた。
マンストンの施設を30日に訪れたロバート・ジェンリック移民担当相は、ケント警察から事件について最新の報告を受けていると話した。










