英保守党の党首選始まる 8人が立候補、ジャヴィド氏は辞退

画像提供, UK Parliament
イギリスの与党・保守党は12日、ボリス・ジョンソン首相の党首辞意表明に伴う党首選を開始した。この日、立候補が締め切られ、20人の推薦人を集めた8人が正式に出馬した。出馬の意向を示していたサジド・ジャヴィド前保健相は、期限の数分前に辞退を発表した。
党首選には当初、11人が出馬の意向を示していたが、ジャヴィド氏のほか、レーマン・チシュティ議員とグランド・シャップス運輸相が立候補を断念した。
これにより、ケミ・ベイドノック前レベリング・アップ担当相、スエラ・ブラヴァマン法務長官、ジェレミー・ハント元保健相、ペニー・モーダント通商政策担当相、リシ・スーナク前財務相、リズ・トラス外相、トム・トゥーゲンハート下院外交委員長、ナディム・ザハウィ財務相の8人がイギリスの次期首相の座を争う。
保守党の党首選ではまず、下院議員による複数回の投票で候補が2人まで絞り込まれる。
最初の投票は現地時間13日午後1時半~3時半に行われる予定。得票数が30票未満の候補者は、この時点で除外される。
党首選を取りまとめている保守党の1922年委員会は、候補の絞り込みを21日までに終えたい意向だ。
候補者が2人になった後は、全国16万人の保守党員による郵便投票が行われ、最終的な勝者は9月5日に発表される予定。
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ジャヴィド氏は立候補せず
ジャヴィド氏は5日に保健相を辞任。ジョンソン氏の辞任につながる閣僚らの集団辞任のきっかけとなった。
出馬断念を発表したジャヴィド氏は、自分は「この偉大な国の将来のため、に正しいと思う価値観と政策を打ち出した」と述べた。
また、「保守党がいま再び勝利するためには、内側ではなく、外側を見なければならないと信じている。党首選が終わった後、議論が展開され、保守党の同僚たちが一致団結し、協力する姿を楽しみにしている」と語った。
党首選をめぐっては、プリティ・パテル内相の出馬も有力視されていた。下院議員からの支持も集めていたが、パテル内相は立候補しない意向を示した。
立候補めぐり「いかさま」と批判
各候補者は12日午後、下院で政見発表演説を行った。1人当たり12分が与えられたが、カメラを入れての取材は許可されなかった。
また、候補者が発表された後、ナディーン・ドリス文化相をはじめとするジョンソン氏支持者らは、スーナク氏がハント氏に推薦人を差し出し、出馬できるよう取り計らったと主張。ドリス文化相は「きたない手口で、いかさまで、腹黒い手法」だと非難した。
「スーナク陣営には決選投票で確実に勝てる候補者が必要で、それがジェレミー・ハントだった」と、ドーリス氏は述べた。
これに対し、スーナク氏の推薦人に近い情報筋は、この主張は「まったくのたわごと」で、「そのようなことは起きていない」と反論した。
ハント氏もLBCラジオに出演し、「我々は完全に独立した選挙活動を行っている」と語った。











