ロシア版「マクドナルド」の新ロゴ発表 ブランド変更で再開

A hamburger and two potato fries feature on the logo of a new Russian restaurant chain, which was formerly McDonald's in the country.

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画像説明, マクドナルドの事業を買収したロシア企業が運営する新しいチェーンのロゴ

ロシアによるウクライナ軍事侵攻を受けてハンバーガーチェーン大手マクドナルドが5月にロシア市場から撤退したのを受けて、事業を買収したロシア企業は9日、新しく展開するファストフードチェーンのロゴを発表した。

撤退したマクドナルドの事業を買収したシステマPBOは、円と2本の線からなる新しいロゴは、ハンバーガーとフライドポテト2本を表現したものだと説明した。

タス通信によると、15店舗が12日から営業を再開する。システマPBOの広報はタスの取材に、「ロゴの緑の背景は、顧客が長年慣れ親しんできた商品やサービスの品質を象徴する」ものだと話した。

ソーシャルメディアでは、新しいロゴも、マクドナルドの象徴的な黄色い「M」に似ているという意見が出ている。ほかには、同じように緑色の地に赤い丸が描かれるバングラデシュの国旗に似ているという指摘もある。

12日に営業開始予定の新しいチェーン名は、まだ明らかにされていない。ロシア紙イズヴェスチアによると、システマPBOはロシア政府の知財管理当局ロスパテントに名前の候補を8つ提出しているという。

検討されている名前の候補には、「トートサモエ(同じの)」や「スヴァボドナヤ・カッサ(空いているレジ)」などが含まれているという。

Customers queue outside the first McDonald's in the Soviet Union in January 1990.

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画像説明, マクドナルドは1990年、モスクワに1号店を出店。冷戦の緊張緩和を象徴する出来事だった

ソ連時代のロシアに1990年に進出したマクドナルドは今年3月、ロシア全土の850店舗を一時的に閉鎖。5月16日には撤退を発表し、ウクライナでの戦争による「人道危機」と「予想できない運営環境」が決定的な撤退理由になったと説明した。

ロシアでの商標は維持するため、ロシア企業は黄色い「M」を使うことができず、新しいロゴ発表に至った。

動画説明, マクドナルドがロシアから撤退 市民の反応は