【東京パラ】 車いすラグビー、イギリスが金メダル 日本は2大会連続で銅

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東京パラリンピックは29日、車いすラグビーの決勝があり、イギリスが54-49でアメリカを破って、初の金メダルを獲得した。3位決定戦では日本がオーストラリアを下し、2大会連続の銅メダルを手に入れた。
国立代々木競技場で開かれた決勝は、ヨーロッパ王者のイギリスが序盤からリード。アメリカは僅差で食い下がり続けたが、最終ピリオドでイギリスが突き放した。
イギリスのジム・ロバーツ(33)が24トライで最多得点を挙げた。
イギリスは2004年アテネ大会と2008年北京大会で、3位決定戦に敗れメダルを逃していた。
ロバーツは「チームにとって驚異的な転換だ。記憶に刻まれるものとなった」と、英放送局チャンネル4に話した。
「素晴らしいチームがいくつかあるだろうとわかっていた。アメリカには主要大会でいつもやられていたので、それを終わらせたのはよかった」

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パラリンピックの車いすラグビーは男女混合で、イギリスチームではカイリー・グライムズ(33)がプレー。この競技で金メダルを獲得した最初の女性となった。
グライムズは2012年ロンドン大会でもチームの一員だったが、その後、陸上競技に転向。東京大会を前に再び車いすラグビーに戻り、チームにとって重要な役割を果たしてきた。
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イギリスの車いすラグビーは、英政府機関UKスポーツの東京パラリンピック向けの助成金を75万ポンド(約1億1300万円)削られていた。その後、政府系のアスピレーション・ファンドから50万ポンドを受け取った。
アメリカは車いすラグビーが競技となった2000年シドニー大会以来、メダルを獲得し続けている。2016年リオデジャネイロ大会では準優勝した。
日本は攻守とも光る
決勝に先立って開かれた3位決定戦では、日本が60-52でオーストラリアに勝利。2大会連続で銅メダルを獲得した。
日本は前日の準決勝でイギリスに完敗。この日も、過去2大会連続優勝の強豪オーストラリア相手に厳しい戦いが予想された。
だが、予選リーグで勝利した時と同様、素早い攻撃と粘り強い守りで、第1ピリオドから優位に。第2ピリオドでは5点差、第3ピリオドでは9点差にリードを広げ、快勝した。
池崎大輔(43)が23トライ、池透暢(41)は16トライを決めた。オーストラリアは、ライリー・バット(32)が27トライを挙げた。

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「金より輝けるチーム」
主将の池は試合後のインタビューで、「全員がハードワークして、タックルして、ディフェンスもオフェンスもアグレッシブな、日本のラグビーができたと思う」と振り返った。
そして、「一生に一度しかない自国開催のパラリンピックで金メダルを手に入れたかったけれど、自分たちの実力はまだここなんだなというのを感じる大会でした」と述べた。
池崎は、「目指したところは金メダル。素直に喜べないという正直な気持ちはあるが、メダルを取らずに帰るよりは、最高の結果としての銅メダルだ」と説明。
「金より輝けるチーム、それが今日の日本チームだと思います」と話した。
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