【東京五輪】 バスケ女子、日本が歴史的な銀メダル アメリカは7連覇の偉業

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東京オリンピックは最終日の8日、さいたまスーパーアリーナでバスケットボール女子の決勝があり、日本が銀メダルを獲得した。バスケでの日本のメダルは男女を通じてこれが初めて。アメリカが90-75で日本を下して優勝し、団体競技での五輪最多記録に並ぶ7連覇を達成した。バスケは男女ともにアメリカが金メダルを獲得した。
五輪7連覇は、バスケのアメリカ男子が1936年ベルリン五輪から、2大会の中止を挟んで、1968年メキシコ五輪で達成している。
日本は、予選ラウンドを2勝1敗で突破。ベルギーとの準々決勝は残り16秒で逆転の3点シュートを決めて勝ち、準決勝はフランスに16点差で快勝し、初めて決勝に進出した。
アメリカは予選ラウンドの初戦から5連勝、五輪通算54連勝で危なげなく決勝に勝ち上がった。
序盤から米チームが圧倒
アメリカは試合序盤から、高さとパワー、素早い動きで日本を圧倒した。身長2メートル3センチのブリトニー・グライナーがローポスト(ゴール下)から得点を重ね、守っては日本のシュートに対するブロックを次々と決め、50-39と11点差をつけて前半を折り返す。

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日本は、動きのいいアメリカの守備に苦しみながらも、得意の3点シュートを前半で15本中6本と高確率で決め、第2クオーターは25-27と食い下がった。ベンチから出場の本橋菜子が前半で4本中3本の3点シュートを決め、チームを引っ張った。
しかし後半に入っても、アメリカはシュートブロックで日本の攻撃を抑え込み、守りから攻めへと素早く転じるファストブレイク(速攻)で確実に得点を奪い、リードを広げていった。

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3点シュートの成功率落ちる
日本は、武器である3点シュートを積極的に放ったが、第3クオーターは7本で成功は1本、最終第4クオーターも同じく7本中1本と精度を落とし、アメリカに追いすがることができなかった。決勝までの5試合では、成功率41%と高確率で3点シュートを決めていた日本は、決勝戦では31本中8本で成功率26%と、アメリカに最大の武器を封じられた。
それでも、史上初のメダル獲得と歴史を作った日本の選手たちは、試合後のコートでは笑顔で記念撮影をして健闘をねぎらい合った。

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決勝でチーム最多の17点を挙げたキャプテンの高田真希は、「楽しかったです。みなさんの声援のおかげでここまでくることができた。4月から合宿を重ね、つらい練習を乗り越えた結果だと思う」と、達成感に満たされた様子で話した。
「USAバスケの証明」
アメリカは、両チーム最多の30点をマークしたグライナーをはじめ、選手個々が圧倒的な力を見せつけ、試合開始から日本に一度もリードを許さない完ぺきな勝利で五輪7連覇の偉業を達成した。

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アメリカの大ベテラン、40歳のスー・バードと39歳のダイアナ・トーラジは、ともにバスケ競技で史上最多となる個人5個目の金メダルを手にした。
決勝で30得点、5リバウンド、2アシストの大活躍をみせたグライナーは、「7連覇は、ただただすごいこと。これがUSAバスケットボールのすべてを証明する」と胸を張った。
決勝前日の7日にあった3位決定戦では、フランスが91-76でセルビアを下して銅メダルを手にした。
順位
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