【東京五輪】 マラソン男子、キプチョゲが2連覇 ケニアが男女とも金

Eliud Kipchoge

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画像説明, オリンピックのマラソン2連覇を果たしたエリウド・キプチョゲ

東京オリンピックは8日、陸上男子マラソンが札幌市であり、ケニアの世界記録保持者エリウド・キプチョゲ(36)が2大会連続で金メダルを獲得した。この種目での2連覇は1980年のモスクワ五輪以来。

五輪のマラソンでの二連覇達成は3人目。タイムは2時間8分38秒だった

札幌はこの日、雲が広がり、レースは気温27度の中で行われた。前日のマラソン女子は28度の環境だった。

史上最高のマラソンランナーと評されるキプチョゲは、2位のアブディ・ナゲーエ(オランダ)に1分20秒の差をつけてゴールした。

Eliud Kipchoge

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画像説明, キプチョゲは右こぶしを上げてゴールした

3位争いは、バシル・アブディ(ベルギー)がローレンス・チェロノ(ケニア)を振り切った。

日本の大迫傑は6位(2時間10分41秒)、中村匠吾は62位、服部勇馬は73位だった。イギリス勢はクリス・トンプソンが54位(2時間21分29秒)で、カラム・ホーキンズとベン・コナーは途中棄権した。

ブラジルのダニエル・ドナシメントは先頭集団を走っていたが、途中で転倒し棄権した。途中棄権した選手は30人に上った。

キプチョゲは昨年10月のロンドン・マラソンで、それまでの7年間で初めて敗れた。しかしこの日の札幌でのレースは終始、主導権を握っていたように見えた。30キロ以降は独走状態となった。

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Eliud Kipgchoge during the men's Olympic marathon

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画像説明, キプチョゲ(中)は先頭集団の中でレースを進めた

キプチョゲは、「東京2020大会は開かれた。そのことに大きな意味がある。希望があるということだ。私たちは通常の人生に向かう道についているということだ」とBBCスポーツに話した。

「私たちは通常の人生に向かう道についている。それがオリンピックの意義だ」

「連覇できたことと、マラソンを大事にしてしっかり取り組めば目標は達成できると次世代に示せたことがうれしい」

キプチョゲはこれで4個目の五輪メダルを手にした。2004年アテネ五輪は陸上5000メートルで銅、2008年北京五輪も同種目で銀を獲得。2016年リオデジャネイロ五輪ではマラソンで、最初の金メダルを勝ち取った。

2019年には非公式ながら2時間を切るタイムを出して、大きな話題となった。公式の自己ベストは、2018年にベルリンで記録した2時間1分39秒。

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