感染防止措置の解除「早すぎた」とオランダ首相 1日の新規感染者1万人超に

Nightlife in Amsterdam 10 July

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画像説明, オランダでは3週間前に飲食店などの夜間営業が解禁された(10日、アムステルダム)

新型コロナウイルス感染が急増しているオランダのマルク・ルッテ首相は12日、制限措置の解除が時期尚早だったとして、「判断を誤った」と謝罪した。

オランダは3週間前に新型ウイルス対策の制限措置のほとんどを解除した。ナイトライフが再開されて多くの若者が外出するようになり、感染状況が今年最悪の水準に達した。

9日には、バーやレストラン、ナイトクラブを対象とした制限措置が再導入された。

ルッテ首相はこれまで、今回の解除は「理にかなった措置」だと主張していた。

オランダの公衆衛生機関は10日、新たに1万人以上が感染したと報告した。1日の新規感染者としては、昨年12月以降で最多。

しかしこれまでのところ、新規感染者のほとんどが若年層ということもあり、入院患者数の大幅な増加にはつながっていない。

オランダの成人人口の46%以上(そのほとんどは高齢者)はすでに新型ウイルスワクチンの接種を完了している。77%以上の人は少なくとも1回の接種を終えている。

欧州各国では現在、従来株より感染力が強いデルタ変異株の感染が増加している。