オランダ、ウェールズとデンマークのファン入国認めず サッカー欧州選手権

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サッカーの2020年欧州選手権(ユーロ2020)で、ウェールズとデンマークのサポーターたちは、26日にオランダ・アムステルダムで行われる両チームの対戦を現地観戦できない見通しとなった。
ウェールズ自治政府のエルニド・モーガン保健相によると、アムステルダムの警察が「ウェールズのファンを国内に入れる」ことはしないと表明したという。
オランダは、イギリス政府による安全度の分類で「黄色」とされている。これは、イギリス政府が渡航を勧めていないことを意味する。
一方、オランダ政府が定める安全国リストに、イギリスもデンマークも入っていない。
モーガン保健相は21日、自治政府の新型ウイルス関連の記者会見で、アムステルダムの警察から、ウェールズのファンを入国させないとする案内が届いたと説明。
「そのため政府としてはもちろん、国内にとどまって試合を注意深く見るよう勧めることになる」とした。
また、「ファン・ゾーン(サポーターらが集まって試合中継を見る場所)を設置するよう地方自治体から要請されれば、もちろん政府として検討し、安全な実施に関するガイドラインを発表する」と述べた。
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モーガン氏はさらに、ファンにはできることなら屋内ではなく屋外で試合を見てほしいと、政府として強く願っているとした。
「管理の行き届いた環境で(ファンたちに観戦してもらうことが)できるなら、みんなが他人の家に行くよりずっといいだろう」
サポーターからは不満
一方、サッカーのサポーター団体、フットボール・サポーターズ連盟(FSA)カムリのヴィンス・アルム代表は、サッカーファンたちが「二等市民」のように扱われていると不満を口にした。
「大会が始まった時にこのことが知らされなかったのは、ひどく残念だ」
「UEFA(欧州サッカー連盟)は競技会場を調べ、公平さが保たれるようにすべきだった」
ウェールズ自治政府のマーク・ドレイクフォード首相はこれまで、ウェールズのファンに対し、アゼルバイジャンとイタリアで開かれるグループステージの試合には応援に行かないよう強く呼びかけていた。
それでも数百人のサポーターが、アゼルバイジャン・バクーとイタリア・ローマの競技場を訪れた。両国とも、イギリス政府の安全度の分類では「黄色」とされている。
イタリアはその後、イギリスからの渡航者に対し5日間の隔離措置を導入した。
ウェールズはベスト16の試合に勝てば、7月3日に開かれる準々決勝を再びバクーで戦う。

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モーガン氏は、イングランドで先週末にサッカーファンたちが交じり合っている場面を「ぞっとしながら」見ていたと付け加えた。
ロンドンでは先週末、中心部レスター・スクエアなどにイングランドとスコットランドのサポーターが大挙して集まった。
「そうした場面を週末、ぞっとしながら見ていた。イングランドの一部ではかなりの人数が交じり合っていた」とモーガン氏は話した。
「私たちはできればあれは避けたい。安全に運営できるファン・ゾーン設置について、地方自治体からの提案を政府が検討するのはそのためだ」

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デンマーク代表は大会初戦でMFクリスティアン・エリクセンが心停止となりピッチで倒れる事態に見舞われたものの、21日にロシアに1-4で勝利し、グループBを2位通過した。
ウェールズ代表は同日、イタリアに敗れたものの、得失点差でグループAを2位通過した。









