【全米テニス】 ナダルが制覇、4大大会19個目のタイトル獲得

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テニスの全米オープンは8日、男子シングルス決勝があり、世界2位で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、世界5位で第5シードのダニル・メドベージェフ(ロシア)を7-5、6-3、5-7、4-6、6-4のフルセットで破り、大会4度目の優勝を果たした。
この制覇で、33歳のナダルの4大大会のタイトルは19に達した。ロジャー・フェデラー(スイス)がもつ20の記録に、あと1と迫った。
2番目に長い決勝
この夜の試合時間は4時間50分に達した。男子シングルス決勝としては、過去最長の試合より4分だけ短い、過去2番目に長い試合となった。
最初の2セットはナダルがあっさりと連取した。会場から23歳のメドベージェフに、ブーイングが起こる場面もあった。
しかし、そこからメドベージェフが要所で強烈なショットを決め出し、2セットを続けて奪取。試合は最終セットにもつれこんだ。
ナダルの感涙
最終セット第10ゲーム、ナダルは3回目のマッチポイントをものにして勝利を決めると、コートの上に崩れるようにして仰向けになり、顔を覆った。
「テニス人生で最も感情がこみ上げてきた夜になった。驚異的な決勝だった。考えられないような試合だった」とナダルは試合後、語った。
敗れたメドベージェフは、感極まった状態のナダルのもとへと歩み寄り、祝福の声をかけた。ナダルは泣き出しそうになり、汗びっしょりのベストで顔を隠した。
メドベージェフは試合後、「19個目の4大大会タイトルなんて信じられないくらいすごいので、ラファを祝福したかった」と話した。
この夜、ナダルが全米オープンを制覇したことで、4大大会の男子シングルスのタイトルは、ナダル、フェデラー、ノヴァク・ジョコヴィッチ(セルビア)の3人で、直近の12を分け合っていることになる。
アンドレースクが初タイトル
前日の7日にあった女子シングルス決勝では、19歳で第15シードのビアンカ・アンドレースク(カナダ)が、37歳で第8シードのセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)を6-3、7-5で下し、4大大会で初優勝を飾った。
アンドレースクは試合後のインタビューで、「本当に長い間、この瞬間を夢見てきた」と述べ、涙をぬぐった。
「現実になるなんて、信じられない」










