【女子W杯】 イングランド監督、破ったカメルーンを酷評 「恥ずかしい」

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サッカー女子ワールドカップ(W杯)フランス大会では23日、イングランドがカメルーンを制して決勝トーナメント1回戦に勝利した。イングランドのフィル・ネヴィル監督は、対戦相手カメルーン選手らが審判の判定を不服として取った行動について、「恥ずかしい」と酷評した。
試合終了後、ネヴィル監督は、「まったく完全に相手のことを恥ずかしく思う」とカメルーンを批判。
「初めて監督になったとき、アーセン・ベンゲルからだったと思うが、チームは監督の鏡だと言われた」
また、「あれが私のチームだったら、いや私の選手は誰もあんな態度は決して見せないが、彼女たちはイングランド代表としては二度とプレーできないだろう」と述べた。
円陣を組んで試合中断
この試合は序盤から波乱含みだった。
開始4分、カメルーンDFイヴォンヌ・ルコがイングランドFWニキタ・パリスをひじで突いたとして、イエローカードを受けた。
さらに、前半14分にイングランドが間接フリーキックから1点目を挙げると、カメルーンDFアウグスティヌ・エジャングがイングランドFWトニ・ダガンにつばを吐いたように見える場面があった。

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カメルーン選手たちが強硬な態度に出たのは、前半終了間際だった。イングランドFWエレン・ホワイトが2点目のゴールを決めたが、当初はこのプレーがオフサイドと判定された。しかし、ビデオ判定の結果、反則はなくゴールと認められた。
これに対し、カメルーン選手たちはセンターサークル付近に円陣を組むように集まり、プレー続行を拒否。試合は数分間中断した。
その後、カメルーンFWアジャラ・ヌシュトのゴールで試合は2対1の接戦になるかに見えたが、このゴールはビデオ判定でオフサイドとされた。
ヌシュトは涙を流し、カメルーン選手たちのフラストレーションはいっそう高まった。
試合は結局、イングランドが3対0でカメルーンを破った。
「ルールはルールだ」
ネヴィル氏は試合後、不満の言葉を続けた。
「試合中は時々、このまま続行されるのかよくわからなくなった」
「サッカーをやっている感じがしなかった。快勝ではあったが、サッカー選手に期待する態度という点では、W杯のベスト16の試合ではなかった」
さらに、「私の娘はサッカー選手を目指している。でも彼女がこの試合を見たら、『やっぱりネットボールにしよう』と思うだろう」と話した。
カメルーン選手に同情する部分はあるかと問われると、「ない。ルールはルールだ。2点目に関しては、エレン・ホワイトはオンサイドだった。それを受け止めろ」と厳しい口調で答えた。
「規律正しさと、サッカーの試合に出場しているという信念をもっている私の選手たちを誇りに思う」











