【女子W杯】 日本と0-0の引き分けに 「大穴」アルゼンチン大喜び

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サッカー女子ワールドカップ(W杯)フランス大会は10日、日本対アルゼンチンの試合があった。3大会連続の決勝トーナメント進出を目指す日本は、得点なしの引き分けというお粗末なスタートを切った。一方、アルゼンチンはW杯で初めて勝ち点を手にした。
つまらない試合だった。後半、MF長谷川唯が絶好のポジションからシュートを放ったが、ゴールの横に外した。それが、この試合で最も得点に近づいた瞬間だった。
日本はボールを支配したが…
アルゼンチンは試合前、W杯で過去6試合負け続けていた。今大会で優勝する賭け率は500倍という大穴チームだ。
それだけに、引き分けという結果はアルゼンチンにとって喜ばしいものだった。試合終了後、選手たちは抱き合い、控えの選手たちもピッチに駆けつけ喜びの輪に加わった。
日本のボール支配率は72%と相手を圧倒した。だが、アルゼンチンの粘り強い守りに、なかなかゴールに近づけなかった。FW横山久美がミドルシュートを打つも相手GKにはじかれ、こぼれ球をFW菅沢優衣香が詰めたが、ゴールポストから外れた。
グループ1位はイングランド
両チームとも、前半はまともなシュートがなかった。アルゼンチンにとっては、FWマリア・ボンセグンドが日本のGK山下杏也加の正面に放っただらりとしたシュートが、この日最高の得点機会だった。
これでグループDは、10日スコットランドを破ったイングランドが勝ち点3で1位となった。14日にアルゼンチンと対戦するイングランドは、再び勝ち点3を挙げる自信をみせている。日本も同日、スコットランドと対戦する。

<試合データ>
- 女子W杯の歴史で、0対0の引き分けに終わった試合は、これが7試合目と非常に少ない。
- 女子W杯では過去40試合すべてで、少なくとも一方が得点していた。最後に0対0だったのは、2015年大会予選リーグのアメリカ対スウェーデン戦。
- アルゼンチンが失点しなかったのはこれが初めて。この試合の前までは、1試合平均5.5点を失点していた。
- アルゼンチンがゴール枠内に放ったシュートは1本だけ(73分)。
- アルゼンチンは65分に初めて、日本のペナルティエリア内に攻め込んだ。
- FW岩渕真奈は日本代表として11試合目の出場。すべて交代メンバーとしての出場で、交代メンバーの最多記録となった。
- アルゼンチンMFマリエラ・コロネルは37歳355日目の出場で、同国最高齢のW杯選手となった。









